プリンストン大学の清滝信宏さんはノーベル経済学賞を受賞してもおかしくない
スベってもでもその場合、困るのはとお金払ってきたお客さんが、ちょっとげんなりって感じですけど、彼らの場合は投資家が損するだけじゃなくて、いろいろな関連する企業であったりとか。
リスクが高いことがやりにくい状況ではあるんでしょうね。
彼らが科学的な貢献として何をやったかというのを、少しおさらいしておくと「ブラック・ショールズ方程式」ってものを、導いたんですね。
複雑な金融商品の価格を付ける際の、一つ基準になったんですね。
それで現実に応用されて、かなり金融の取引を活性化させた。
そういった意味では非常に大きい貢献はしているんですね。
なるほど。
マートンとショールズのファンドはなぜ失敗したんですか?
やっぱりどんな理論アイデア投資戦略とかでも、必ず儲かる方法はないんですよね。
予想外の事態が発生してしまうと、そこで大きな損失が出てしまうことは、そういったトップクラスの頭脳を持ってる人でもありえると。
ショールズの方は一回LTCMが破綻したあとに、また新しくファンドを立ち上げてそこでたくさんお金を集めてます。
えっ!?
失敗したあともまだ集められた?
お金を。
そこが結構すごいんですよ。
へぇ~!ただそのファンドもまた破綻してるんで。
また失敗したんですか?
それだけの頭脳を持ってる人たちが考えたそういう理論が、破綻したりするってことを考えたら、よく分からない人から持ちかけられた儲かる話には、絶対乗らん方がいいですね。
絶対乗らない方がいいですね。
この話はでもホントにみんなに聞いてもらうと、詐欺被害を食い止めることができるかもしれないですね。
そういう意味では反面教師として、ショールズとかマートンの失敗はよかったかもしれないですね。
勉強になりました。
そういうアピールのしかたがあったと。
今までネガティブにしか考えてなかったけどポジティブな…。
ええ。
ノーベル経済学賞は今後日本人の経済学者の方で、取れる可能性ってあるんですかね。
「トムソン・ロイター」というところが、毎年分野ごとにノーベル賞の…誰が受賞するかというのを、予想リストを出してるんですね。
そこで唯一リストアップされた、日本人の経済学者がいます。
へぇ~!今プリンストン大学にいる清滝信宏さんって方ですけど、彼はマクロ経済学分野の大家で、近い将来受賞してもおかしくない1人と言われてますね。
へぇ~!先生自身も将来的には…。
あっ!可能性としては?
可能性?
う~ん。
今の段階ではぶっちゃけゼロ。
ほぼゼロじゃなくてゼロなんで。
ちょっとこのあと頑張んなきゃいけないんです。
なんか斬新なアイデアがあったらぜひぜひいただきたい。
そうですね。
分かりました。
ちょっとアンテナを張っておきます。
アンテナを張ってぜひぜひ頑張っていきましょう。
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