「ステルスマーケティング」が問題に
長年の夢がかなって書店の主となった。
お客を呼ぶために広告を打とうと、経済学者の安田洋祐さんが相談に乗ってくれました。
強力なコピーをひねり出してくれました。
広告を経済学的に見るとその種類によって、消費者が損をしたり得をしたりすることがわかりました。
今回は近年新聞や雑誌の広告費を追い抜いた、インターネット広告に注目します。
既存のメディアを脅かすインターネット広告は革命をもたらすのでしょうか?
最近ネット広告がすごく増えて近い将来テレビのCMとかよりも、増えるんじゃないかという噂を聞いてビックリしたんです。
インターネット広告の市場規模はどんどん広がってるんですが、1つにはインターネットがこれだけ普及をして、非常に安いコストで効果的な広告を打てるようになった側面は、もちろんあります。
ただ一方で面白いのは、インターネット技術が進むことによってちょっと消費者と企業の間の、情報の伝わり方が変わってきてるんですね。
商品の情報が消費者に伝わる方法は3つあります。
1つ目は企業が消費者に直接伝える「広告」
2つ目は消費者が企業の商品情報を調べる「探索」
3つ目は消費者同士で情報を交換する「口コミ」
消費者同士の間での情報のやり取りも積極的になってると。
これまあ昔から「口コミ」って言われるやつですが、インターネットが進むことによってネット上でものすごい幅広く、いろんな人たちと口コミ情報をやり取りできるようになったと。
口コミは僕は割と利用しますね。
例えば食べたい物と場所を検索したら、大体何かそういういろんなお店が紹介されている。
いろんな人がレビューを書いたりとか点数を付けてたりしますよね。
2005年にサービスを開始した飲食店の口コミ情報サイト。
カレー部門で全国1~2を争うレビュー数を誇るのが、「カレーおじさん」のページです。
「1日たりとも欠かさずに毎日カレーを食べ続けているカレーおじさんだよ。
1年間にだいたい700食以上はカレーと名のつくものを食べているよ」
この人がカレーおじさんこと縫田曉言さん。
ミュージシャンとして活動しながら毎日カレー屋さんの口コミ情報を、アップしています。
この日すでに3食目のカレー。
この「地獄カレー」っていうのが珍しいというのがあって、何かいろいろ地獄カレーの伝説みたいなの書いてあるんですが、臨死体験をしてえんま様からレシピを教わったとか、そういうよくわからない伝説ですね。
ちょっと面白いですね。
地獄カレーのお味は?
おいしいです!口コミの効果はどうですか?
しかし最近店が消費者にお金を払って口コミを書かせる、「ステルスマーケティング」が問題になっています。
2~3件しか口コミがなかったりするお店もあるんです。
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