国内総生産の1%以上は広告が生み出している
本好き芸人、念願かなって今回は本屋を開きました。
その名も「堂書店」
あっこんにちは。
本屋を開いたんですね。
ありがとうございます。
お客さんかと思いきや経済学界のプリンス安田洋祐さん!お客さんが誰も来てくれないん広告を打たないと!ですよ。
あっ広告ですか!世の中にあふれかえる広告。
企業はさまざまな媒体で商品やサービスなどを宣伝しています。
スマートフォンを使ったこんな広告も。
すごい。
去年国内の広告に支払われた金額はおよそ5.4兆円。
国内総生産の1%以上は広告が生み出している計算になります。
何か商品いろいろ知識あんまり分からないことも多いので、そうするとそういう広告を見て、分かりやすく結構書いてあったりするので、あった方がいいかなとは思います。
広告っていってもなんていうか、ぶっちゃけ怪しいものとかあるじゃないですか。
だまされるのが怖くてそう。
だからあまり流されないですね。
私たちにとって広告とはどんな存在なのでしょうか?
世の中って広告だらけですよね。
たくさんありますよね。
すごいお金が広告にかけられてると思うんですけど、経済学では広告はどういうふうに研究されてるんですか?
意外に思われるかもしれませんが、広告が経済学的に研究されるようになったのは、結構最近のことなんですね。
基本的には20世紀以降で、有名な例でいうと1958年にアメリカのガルブレイスという経済学者が、「広告は時には有害だ」という形で結構辛辣な事を言ってるんですね。
で例えばアメリカで実際にあった口臭対策の薬口の臭いですよね。
そのCMが流れる前までは誰もあんまり口臭について、気にしてなかった。
ところがそのCMをやっちゃったがゆえに、口臭を皆気にしなきゃいけないと思って、要は広告によって余計なことをやっちゃったんじゃないかと。
ああなるほど!言葉が出来てしまうと、それにみんな怖がったりしてしまうことありますもんね。
強烈なインパクトで世の中を動かしてきた広告。
歴史をひもとくと…。
胸を大きくしたいと願う女性をターゲットにした広告が現れました。
ドイツの新聞に掲載された胸を大きくする薬の広告。
そこには…、…と書かれています。
女性たちにはダイレクトメールも送りつけられました。
明らかな誇大広告に世の中は騒然となります。
20世紀に入ると映画を使った広告が現れます。
ドライブイン・シアターでのエピソード。
映画の中に5秒ごとに一瞬「コーラを飲め。ポップコーンを食べろ」、というメッセージが現れました。
映画の上映後このドライブイン・シアターでは、コーラとポップコーンの売り上げが劇的に上がったというのです。
…と呼ばれるこの手法は人々の潜在意識に働きかけるとして、批判を浴びました。
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