親が投資として子供に勉強させる
教育には環境特に家庭のあり方も関わっています。
今思えばもっと…勝手なんですけど、あおってほしかったなと思うんですよ。
勉強しろとか。
もうちょっと身近な所に目標を示して、勉強すると何かご褒美をあげるとかですね、いったことがあってもいいんじゃないかなあと思うんですよね。
それがあればそれを積み重ねていったら、だんだん大きいゴールが見えてきて。
そうですね。
親が投資として子供に勉強させるといったときに、必ずしも親は、子供から金銭的な見返りを求めてるとは限らないんですよね。
子供のことを思っていて、将来いろんな選択肢を広げてあげようという思いから、子供に勉強させる。
自分が将来結婚して子供ができたら、そうしてあげたいなって思いますもんね。
そうするとやっぱり親の影響が子供がどれだけ教育を受けるか、どういう教育を受けるかというのには、大きな影響を与えることになるんですよね。
親が子供の教育に与える影響は金銭的なものだけではありません。
ある統計データがあります。
およそ30か国のデータを平均すると家に本が100冊以上ある子供は、12年以上教育を受けている。
つまり高学歴になる傾向があります。
家に本がたくさんあるという事は家が単に豊かなんじゃないか、という考え方もできると思うんですね。
ただ所得の影響を取り除くような統計的な操作をしても、家にあった本の数と教育年数の関係は、やっぱり残るんですよね。
へぇ~!ですので教育水準の世代間継承なんて言ったりしますけれども、親の教育水準と子供の教育水準が、必ずしも金銭的な経路を通じてのものだけではなくて、教育に対しての考え方あるいは知的な雰囲気を通じた経路も、重要だということが指摘されてるんですね。
僕の家はそんなに本は多くなかったですけど、なぜか夏目漱石全集の6巻だけがあったりとか、なんとなく箱から取り出して。
分かんないんですよ子供からしたら。
でもなんかそういうので興味持ったのかもしれないですね。
ご両親が本とかに詰まってる知識というものが、大切なんだというお気持ちを持ってらっしゃると思うんですね。
家庭の環境そのものが本を読むということに対しての意欲に、影響を与えてしまうということもあるんですよね。
親が本をどちらかというと恐れていたんですよね。
「本はすごいぞ!」みたいな。
「私らは読んでないけど」
それだけはなんかすごい言ってて。
何をそんなに本を恐れてるんやろと僕は思ってたんですけど。
そうですね。
それは僕結構読むきっかけの1つに、なってるかもしれないですね。
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