教育水準は上がってるけれど経済成長はほとんどしてない
ただ教育水準を上げれば、それだけで経済成長するかということに関しては反論もあって、サハラ砂漠よりも南側のアフリカ諸国は、近年小学校への就学率が上がったりとか、教育水準が基本的に上がってるんですね。
でも教育水準は上がってるけれど経済成長はほとんどしてないと。
そのことが示しているのは教育というものが、そのまま経済成長につながるのではなくて、その教育を受けた労働者がその能力を十分に使えるような、社会の仕組みというのも同時に整っていかないと、経済成長は実現できないんだとなるほど。
いう事だと思うんです。
自分の受けてきた教育が経済成長に、何の影響も与えてないんじゃないかという恐怖感がありますが。
そんなことはなくて芸人として収益を上げてるというのは、経済成長に確実に貢献しているということですよね。
その場合楽しませるということが絶対条件やから、スベれないということですね。
そうですね。
たまにスベるときあるんですけどね。
教育の必要性。
現場ではどのように伝えているのでしょう。
民間出身で初めて公立中学の校長を務めた藤原和博さん。
社会に開かれた学校教育の必要性を主張し、その後もさまざまな改革を実践してきました。
自分の意見でいいです。
自分の意見で…。
いろいろお話を伺いたいんですが、「教育は投資」という考え方があるじゃないですか。
それを藤原さんはどのように子供たちに、意義を伝えていかれてるんですか。
僕は小学生にはロールプレイングゲーム、ゲームやっている子多いと思うのでロールプレイングゲームで、主人公が怪獣と戦って経験値を上げるっていうのがありますよね。
姫を助けたり自分がカッコいいヒーローになるためには、経験値を上げなきゃなんないよね。
それと同じことだっていうような言い方ですね。
勉強する事は経験値を上げる事。
すごい分かりやすいですね。
はい。
経験値をためないことには自分も強くなれないですし、どこにも行けなかったり。
あともうひとつの言い方として、僕は特に幼児から小学生の頃はね、集中力とバランス感覚っていうのが二大要素で、「集中力とバランス感覚さえあればあとはどうにかなるんだ」、という言い方をしてるんですね。
そのときに集中力を高めるのに、一番いいのは勉強かなと。
「君にそんなに本当に夢中になれるものがないんだったら、まず今勉強して集中力を養っておいたらどう?」という、言い方をするときもある。
なるほど。
それが本当に役立つと子供に証明できます?
例えばコンビニとかハンバーガー屋でバイトをすると、高校生ぐらいからだと大体800円ぐらいじゃないですか時給。
弁護士だと時給が2~3万円ぐらいになるんですね。
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