義務教育制度について考えます
中学の教科書ですね。
国語だけは結構好きやったんですよね。
小説が好きなんで先全部読んでそのあとは主に寝てるって。
なんですかね?
この図書館は。
教育関係の本ばっかりありますけど。
あっちに勉強している人がいますね。
あっ作業中すいません。
ここはどこなんですかね?
ここは教員を養成する大学院になります。
確かに皆さんすごいこう真面目というか優秀そうというか。
誰もこっちを見ないですもんね。
結構みんな真面目にというか、真剣に取り組んで教育に向き合ってる人たちばかりなので、真剣にやってますね皆。
ここは中学高校の教員免許を取得した学生たちが、担当教科の専門性を更に高めまた学校経営についても学ぶ、大学院です。
大学院生たちに理想の教育について聞いてみました。
こんにちは。
失礼します。
皆さんどんな先生になりたいみたいな、具体的な何か目標みたいなものありますか?
自分は数学なんですけどいろんな教科を混ぜ合わせるというか。
国語と社会つなげたり社会と算数つなげたりとか、いろんなものをつなげて主体的にやれば、やっぱり少しずつ見え方が変わってくるのかなと。
私は教壇に立っている先生がひたすらやるとかだったら、もちろんやる気も起きないし勉強嫌いになると思うんですね。
だからこっちサイドのやり方を変えていけば、もしかしたら気持ちも変わるんじゃないかなと思います。
例えば生徒同士でディスカッションをしてみんなで教えあうような授業スタイル、言語活動を重視した授業スタイルとか今の教育制度を、なんとか壊していきたいなと思います。
なるほど。
「ゆとり教育世代」と呼ばれる世代なんですかね。
皆さんは。
ゆとり教育って言われてて今出てる中学高校の教科書って、結構厚さが違って自分たちの方がやっぱり薄いんですよね。
そういう面で言われるとやっぱりゆとり教育なんだなと。
なるほど。
ゆとり教育に対してはマイナスのイメージを持ってなくて、ない分ないところを足してくというような。
ゆとり世代じゃないけど僕みたいな、一人ゆとり世代みたいなやつもいますけどね…。
、人それぞれやと思うんですけどね。
なるほど。
ひいては社会のために重要なことが分かりました。
今回も一橋大学大学院教授川口大司さんにお話を伺います。
教育の成果を大きく左右する制度。
その目指すべき姿とは?
まずは義務教育制度について考えます。
あんまり勉強に対して意欲がなかったり、伸びしろがなさそうな子に教育させることって、それでも必要なんですかね?
教育を受けたことの効果は、本人だけに返ってくるんじゃなくて、社会全体に返ってくるという面もあるんですね。
単純な計算ができなかったらば、毎回毎回お金はきちんとお釣りを数えなきゃいけないとか、そういう社会的な費用が発生してしまうわけですよね。
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