会社運営の実際
心の声「代表取締役社長」いい響き。
心の声友だち驚くだろうな。
心の声かあちゃんうれしいかな。
子ども有名幼稚園に心の声行かせられるな。
でも会社が潰れたら心の声どうなるんやろ?
今脚光を浴びているのは「ベンチャー」と呼ばれる企業です。
技術革新イノベーションを起こして、私たちの生活を大きく変えていく可能性を秘めているのだとか…。
当然経済活性化の鍵も握っています。
ベンチャーの育成を支援する磯崎哲也さんをゲストに迎えて、後編は会社運営の実際に迫ってみます。
またメールが届いてます。
はい。
「先週出ていた起業サークルの学生さんたち、皆かっこよかったです。
でも方がずっとステキです!ウフ」
ああそういう方もいらっしゃるんですね。
「私も早く自分の会社を起こしたいです。
でも会社ってどうやって作るんだろう…。
会社の作り方を教えてください。
野宮及子」
会社の作り方…僕はもちろんわからないんですけど、どうするんでしょう?
まあ今ね仕事を始める会社を始めるのが、なかなかハードルが下がってるんじゃないかという時代だと思うんです。
1人でも出来る仕事って増えてると思うんですね。
コンピューターとかいろんなものが自由に使えるような時代になって。
おっしゃるように昔に比べると、非常にやりやすくなっているという部分もあります。
例えばスマートフォンを考えて頂くと、あの中にテレビの機能とかコンピューターの機能とか、電話の機能とかいろんな機能が入ってて、機械は機械でどんどん進化していて、それもうまい使い方をすると非常に少ない投資というか、小さい資本で始められるビジネスが結構いっぱい増えてると思います。
じゃあ我々も会社を始めることを考えてみましょうか。
はい。
例えばこれどうでしょう?
石こう像。
これビジネスにならないですかね。
売ったら欲しいっていう人いるんじゃないですか?
これ家にあったらだいぶ場所も取りますし。
ちょっと小さめにして。
なるほど。
ではここで…、現在の会社法で新たに設立できるのは4種類です。
会社の種類にかかわらずまず定款を準備します。
定款とは会社の名前や事業の目的などを記した基本的な規則のこと。
定款を公証役場で認証してもらいます。
そして法務局で登記を行います。
税務署や社会保険事務所などへの届け出も必要です。
こうして会社が誕生するのです。
でもあのう会社にしなければいけないんですかね。
自営と会社にすることで会社の方が得ってことは、何が得なんでしょう?
会社がなんで存在するのかという結構根本的な問題を考えた人に、ロナルド・コースっていう有名な経済学者がいて、この人は会社がどういう時に必要になるのかそれとも個人で、市場の中で個人個人が取り引きすればいいんじゃないかという、どこに大きな違いがあるのかを真剣に考えた人なんですね。
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