日本人の協力する行動というのに、今経済学は注目してる
思い出したのはこの話ですね!天国ではみんなが協力し合って料理が食べられるのに、地獄では自分のことだけを考えて料理を食べることができない!う~ん!まさに人間関係の教訓ですね!アハハッ。
あれをちょっと思い出すんです。
そうですね。
お互い信じて協力すればいいことがあるのに、自分だけいい目をしようとすると全然よくならないですよね。
だから実際ねこういう実験やってみた。
日本とアメリカで山岸先生されたんですけど、そうすると100円全額寄付する人とか、1円も寄付しないっていう人はかなり少ないんですよ。
多くの人は100円のうちいくらかを寄付すると言いますが、いくらぐらいみんな寄付したかっていうとね、日本の学生は44円だったんです。
はい。
アメリカの学生は56円だったんですね。
へぇ~!アメリカの学生の方が多く払ってるんですね。
そうですね。
協力したんですよ。
日本の学生の方がみんなを信頼しないで、自分だけいい目をしようっていう傾向があったんですよね。
う~ん。
集団よりも個人の利益を取るっていう傾向があるっていう、研究結果でしたけれども。
まあ日本人もね、非常に強い助け合いの文化があるっていうことを、世界に伝えた出来事ありましたよね。
はい。
なんだか分かります?
あの震災の時ですよね。
そうですね。
東日本大震災のときに日本人は実際助け合って、協力するっていう行動がありましたよね。
それは世界中から注目されて絶賛されたじゃないですか。
おなかがすいてた場合でも店の防犯上よくない状況にあっても、誰も店のモノを盗りに行かなかったりとか、配給に順序よく並んだりとかっていうことがありましたよね。
それから多くの人がボランティアで助けに行ったりとかあったんで。
ああいうのも別に直接の見返りを要求したという話ではないですね。
こういうね日本人の協力する行動というのに、今経済学は注目してるんですよ。
ああそうなんですか。
この話続けたいんですけど今日時間が無くなってきたんで、この話は次回にしたいと思います。
はい。
次回も引き続き。
先生の話を聞いてたらちょっと先生にしょうゆ貸したほうが、いいなと思いまして。
はい。
ちょっと待っててください。
ありがとうございます。
先生貸したかったんですけど、僕のしょうゆも切れてました。
そうですか。
まあ私ね卵焼き作ろうと思ってたんですよ。
でもね長いこと話してて今思い出したんですけど、そもそも卵も切れてたんですね。
卵も切れてるんですか。
はい。
今から卵買いに行くとちょっと時間かかるじゃないですか。
おなかすいてきたんで一緒に何か食べに行きませんか。
そうですね食べに行きましょう。
お二人仲よしさん。
経済学からいい人間関係が学べそうですね。
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