社会的孤立が「自殺」や「うつ」のきっかけになっている
またまた大竹先生がやってきましたよ。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
今日はゴミ無いんです。
いや~!長屋はこういう人間関係がいいな。
こんにちは。
ああ大竹先生こんにちは。
雨やんできましたよ。
やんできましたね。
このぼうずの効果があったみたいですね。
そうですね。
カレー好きでしょ?
大好きです。
カレー作りすぎちゃったんで持ってきたんですよ。
あっ本当ですか?
ありがとうございます。
いや~長屋の生活って、人と人との温かさがあっていいですよね。
そうですよね。
でも最近はそういうつきあいも減ってきてますよね。
そうですね。
近所づきあいはありますか?
あんまりないですか。
隣の人ってどんな人か知ってます?
どうですか?
全然…、隣にしょうゆを借りに行くみたいなことありますか?
借りにも行けないですか?
行けないですね。
しょうゆを切らした時とかお隣に借りに行くことってできます?
いやあできる?
できないですか?
借りようという発想にならないですか?
買いにいきます。
今までご近所の方にこんなものを借りたみたいなことあります?
実際に借りたこともあるんですね。
あります。
住んでいる環境とかにもよりますよね。
いざっていう時には助け合い。
それにはふだんあいさつもしないような間柄では、声も掛けにくいし、掛けてもらえないんじゃないでしょうかね。
なるほど。
あの掛け軸書いたんですか?
僕が書きました。
「情けは人の為ならず」
いい言葉だなぁと思いましてね。
はあ。
いやぼくねあのう後輩とかと、御飯を一緒に行くときあるじゃないですか?
その時に「何食べたい?」と言うと後輩はみんな焼き肉が好きですね。
それで焼き肉をねすごいおごりすぎて、僕と仲いい後輩がみんな太っていくんですよ。
結局あまり助けすぎると相手のためにならないことも、多いんじゃないかなと思いましてね。
そういう意味だと思って書いてらっしゃるんですか。
はい。
それ間違ってますよ。
嘘でしょ!
そのように思ってる人日本人で多いんです。
「情けは人の為ならず」
答えは後ほど。
「情けは人の為ならず」の本当の意味を探りながら、経済学からそれがどういうふうに人に影響するのか、迫っていこうと思うんですよ。
本当の意味気になりますね。
最近ね孤独死とか社会的孤立という言葉聞いたことあります?
ありますね。
一時ね無縁社会っていう言葉が流行語になったじゃないですか。
はい。
今の日本って単身世帯がどんどん増えてきて、人と人との関係が希薄になってきてますよね。
人間関係が希薄になったことが主な原因と言われる「社会的孤立」
実はこの社会的孤立が「自殺」や「うつ」といった社会問題の、きっかけになっているのではないかと考えられているんです。
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