個人個人が実力を出しあうことで強制せずとも、質の高い仕事へと結びつく
ライバル心も生まれそうですねぇ!こちらのフロアでは皆さん何やら打ち合わせ?
このメンバーですけれども今これも全部個室になってまして、それぞれ全部違う会社さんが入ってるんですけど。
まさにこういったいろんな会社の人たちと、突然あるプロジェクトが入ったから一緒にやりましょうと声をかけて。
でこういう場所でプロジェクトが始まることが、しょっちゅうあるんですけれども。
実際に造られる新しい建物のコンセプトや設計を検討中。
1つの会社が全ての決定権を持つ今までの仕事とは、ちょっと違いますね。
広がりが出るというのが特徴になると思います。
なるほど。
やっぱり1つの会社内でやるよりも、いろんな会社から集まってた方がいいという強みもあるんですか?
そうですね。
なんかシンプルに自分もやってて刺激も受けますし、楽しいのでそういうのがうまく…、そういうメリットありますよね。
なるほど。
「その発想があったか?」とかそういう事ですよね。
そうそう。
そういうふうに来るならここはこれもできるみたいな事とか。
そうです。
個人個人が実力を出しあうことで強制せずとも、質の高い仕事へと結びついているようです。
ホントにいろんな人が出入りしてる。
多種多様な人たちが。
仕事無くなったらそこの前で立ってたら、結構いろんな仕事の話来るかもしれない。
外部から新しい刺激を受けて、更に自分でも思わなかったような反応が出来て、どんどん仕事が広がっていったり、より高い物を作れていけるような環境にあるんやなと思いましたね。
なるほど。
ピア効果をうまく使ってるんですね。
そうですね。
だからいろんな経済学でも研究があってね。
レジ打ちの研究は有名ですけど、スーパーのレジって前の人見えるじゃないですか。
ああなるほど。
はい。
それはあるでしょうね。
だからやっぱり…、なるほど。
そういうピア効果をうまく使った例ですよね。
そう考えると自分の周りにはやっぱり、自分よりちょっと前を走っているような人たちが居てくれた方が、いいって事ですよね。
そうですね。
そういう人たちと、同じレベルにつこうというのが無意識に働くんじゃないですかね。
ちょっと疲れてきたんでこの辺で休憩しませんか。
休憩ですか?
はい。
一応先生が僕の家に訪ねてきてるという設定なんですけど。
まあいいじゃないですか。
大竹先生から休憩の提案。
でもこれ実は経済学の実験なんです。
「コーヒー1杯30円」
お金取るようになったんですね。
あれ?
あれちょっとちょっと。
あれ?
お金払わないんですか!?
えっ!?
えっ!?
え~っ!コーヒーですか。
おいしそうですね。
あっ大竹先生も飲みます?
取ってきますよ僕。
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