バブルの被害を少なくするには、どうしたらいい?
そうすると今度企業にお金を貸していた銀行は、お金の貸し借りがうまくできなくなってくる。
そういった形で全体的な不況という形になる。
じゃあ今の僕たちの生活にも、結構バブルが崩壊したあとの傷は残ってるんですね?
総じてですねデフレも続いているし、財政赤字も増えてきているという意味では、バブル崩壊の状態からどんどんそれが続いて、今も影響しているという事ですよね。
バブルの被害を少なくするには、どうしたらいいと思いますか?
例えば毎月最低これだけは、お金を使わなければいけないみたいな法律を定めてしまえば、お金みんな使ってお金が動いて、景気が良くなるんじゃないかなと思うんですけど。
なるほど。
もう強制的にお金を使わせる。
ただムチャクチャ怖いですよね。
そうですね。
実際にお金を使う量を直接強制するというのは、なかなか難しいという事ですけど、そうするとやっぱり間接的にお金の量を、どうやって動かしていくかという事になっていくと思います。
現実に最も用いられているのは金融政策なんですね。
金利をうまく上げてみたり下げてみたり。
それに対していろんな批判もあるんですけど、実際ちょっと上げてみてバブルが崩壊しそうになると、また下げてみてというような調整はされているんですね。
何とか突然潰れないようにという事を目指して、そういうコントロールをしようという努力はされています。
それでもバブルが崩壊する事はあるわけですよね。
もう日本なんかほとんど金利ゼロなんです。
ですからゼロ金利というとそれ以上下げられないですよね。
だから今度はお金の量を直接中央銀行が、増やしたり減らしたりする事を考えようという事で、「量的緩和政策」という言い方をしますけど、お金の量を増やすという事が行われてきています。
昔の景気が良かった時代と比べて明らかに世界から、何かプラス面が減ってマイナス面が増えたみたいな、大きな変化というのはないわけですよね本来は。
濡れ手で粟の技術というか要するにお金だけを動かして、儲けようとする事自体が間違いで、やっぱり物づくりとか、そういったものを注目しようというふうに言われるんですね。
確かにそういう面もあるんですけれど、ただ逆にお金の貸し借りをいろんな形でやる事によって、プラスの面というのもやっぱりあるんです。
もっとこういう失敗をなるべく減らすような形で、うまく金融技術を運営していくには、どうしたらいいのかを考えていく事が、多分重要だと思うんですね。
なるほど。
実際にバブルが崩壊したあとはどうすればいいんですかね?
崩壊してしまったらもう自分で、どうにか自分のできる範囲の事をしていくしかない。
責任を取っていくしかないですよね。
あとは崩壊する前にどうするかという事ですよね。
一つはやっぱり情報をよく使うという事ですよね。
常に自分で情報を集める。
やはり素朴な立場で本当に現在何が起こっているのかなと、そういった事を判断できるようになると、いいのかなというふうに思います。
なるほど。
お話を伺ってきまして、バブルはまた今後も来るかもしれないじゃないですか。
僕は多分ちゃうかなと思いながらも、乗ってしまう部分もあると思うので、流されない何かも同時に仕事で生活の中で、何かやっていった方がいいのかなというふうに、お話を伺いながら思いましたね。
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