世の中にあるお金に比べて、非常に大きい量のお金が動くバブル経済
実際にそういう取り引きがなされているんですね。
例えば今から1年後に、1,000万円で家を買うという約束をするとします。
1年後に実際に10%値上がりしたとすれば、約束どおり1,000万円で購入してその日のうちに売り、100万円の利益を得る事ができます。
逆に10%値下がりすれば100万円の損を出す事になります。
実はこの取り引きは、同時に売り買いを行う事ができるために、私はこの1,000万そのものは用意しないでいいんですね。
100万円だけ保証金みたいな形で「証拠金」と言うんですけど、預けておいてその100万円のプラスマイナス特にマイナスの範囲が、100万円以内であれば取り引きしていいですよと。
本来なら1,000万円ないとやってはいけないはずの事が、100万円だけ持ってたらできてしまう。
ですから世の中にあるお金に比べて、非常に大きい量のお金が動いて、取り引きがされているという事になるんですね。
それがやっぱり過度に多くなると先ほどの金余りと関係して、使えるお金が世の中にあふれてしまう。
ますますこのバブルを大きくしてしまうと。
実際にないお金が動いているからその分怖さもあるという。
そうです。
持っているお金に対して、たくさんのお金を動かすという事は、もちろんリスクが非常に大きいという事ですよね。
ここはですねバブル時代の雰囲気をそのまま残して、営業されてるディスコなんですけど何かすごいですよね。
金の象がいたり、バブル時代をよく知っている方を今待っています。
伊藤さんこういうディスコにはよく来られたんですか?
こういう金色の感じとか奥に飾ってあるシャンパンとか、ちょっと懐かしくてテンションが上がってるんですけど。
今日はちょっとバブル時代を…。
一応バブルを意識した衣装に。
もうちょっとね肩パット足りないんですよね。
肩パット足りないですか。
肩パットが足りないバブル時代は。
2人組歌手東京プリンとして活躍中の伊藤洋介さん。
もともとは大手証券会社の社員でした。
バブルの絶頂期サラリーマンをしながら歌う歌手シャインズとしてデビュー。
あの秋元康さんプロデュースで何枚ものCDをリリース。
話題となりました。
僕が経験したバブルは、ほとんどの人が何らかの恩恵を得てたというか。
何かもちろん金銭的にも余裕があったんで、ごはんを食べて「どこ行く?」という話になった時に、ディスコに足を運ぶ事が多かったですね。
羽振りのいい方っているじゃないですか。
こういう所の隙間から踊っているのを見ながら、ちょっとかわいい子がいたりすると、ちょっと呼んでみたりとか。
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