シグナル効果の詳細
仕事内容は営業と資料作成2つをやらなきゃいけない。
はい。
でノルマはですね営業は30件資料作成は80ページなんですね。
まずと大竹さんの能力を比べてみましょう。
1時間に営業を4件資料を20ページ作ることができます。
対して大竹さんは営業が1時間に1件。
資料は10ページしか作れません。
1人でノルマを達成するには、営業7.5時間資料作成4時間かかるので、合計11.5時間働かなければなりません。
対して大竹さんは営業30時間資料作成8時間かかります。
ノルマ達成まで合計38時間も働かなければならないのです。
圧倒的に優秀ですからなんか会社によってはですね、たぶん私をクビにしてですねだけを働かそうと、した方がいいように思いません?
はい。
でも1人に働かせるといくら優秀なでも、え~11.5時間働かなきゃいけないわけですよね。
それに比べるとですね能力が低い私であっても、得意なところに特化する。
8時間資料作成をするっていうことで、労働時間も7.5時間で済むと。
はい。
注目すべきポイントはここ。
2人が得意な仕事だけに専念した場合7.5時間。
大竹さんは8時間働くことでノルマを達成することができます。
比較優位を生かしていくと、得をして私も得をするということで、にとって私いた方がよかったという事になる訳ですね。
だからこれどうですか?
なんか経済とか取引ってなんか能力の高い人が、一人勝ちしそうな感じがするんですけど、比較優位の考え方はそうじゃないんですよね。
これが頭に入っているといろんな職場とかでの、ストレスがちょっと解消されそうですね。
そうですね。
自分ばっかりなんかいろいろ働いてるという不満持ってる人、多いじゃないですか。
あるいは自分の方が何でも得意なのに、どうしてあの人が仕事してるんだろうとか。
だけど比較優位っていうときにやっぱりね、絶対的な能力が高い人が大事だというふうに思いがちですけれど、ここでの概念はそうじゃないんです。
絶対的にどの能力が他の人よりも高くても、分業した方がお互いにとっていいという事があるというのが、比較優位なんですよね。
なるほど。
わざわざそう表示するのは何のためでしょうか?
わかりますか?
ウフフフフッ。
あれですよあれ!アハッ。
なるほど。
難しいっすね。
「タイムセール」じゃないことはわかるんですよ。
うんうん。
タイムセールよくやってますけどね。
違いますね。
え~これですね。
これです!「シグナル効果」
それはどうしてそう思ったんですか?
これは気に入らなかったら返品可能って言えるという事は、返品されるようなものではないすばらしい商品だっていう事の、説明になってると。
正解ですね。
はい。
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