「機会費用」のわかりやすい例
確かにボクシングで世界チャンピオンになったら、すごい高い金額をもらえるからそれを失ったような気はしますが、冷静に考えてみてくださいよ。
その確率どのくらいあります?
いや先生僕の身体能力の高さ知らないじゃないですか。
アハハハッ。
夢のような話ですけど、そこがもっとちゃんとほぼ100%「そうや」と言い切れるものの方が、いいっていうことですか?
そうですね。
大体その失った…、違った事をしてたらいくらぐらい稼いでいただろうという、もっともらしい数字ですよね大体。
なるほど。
ここで「機会費用」の説明をしましょう。
もし大学に進学してその後就職していたら、その時に得られたであろう収入。
これは機会費用になります。
だけど確かにさっきのねボクサーになっていたらというところで、確実であればそのボクサーの道を捨てて、お笑い芸人になっているっていうのは、なんとなくすごいような感じがしますけど。
そのボクサーで成功する確率と考えるとですね、機会費用になるぐらいのものなのかなぁっていうのが、最初の私の疑問だったんです。
なるほど。
説明を聞けば聞くほどなんか恥ずかしくなってきましたね。
世界チャンピオンになれることを前提で書いてたんで。
まあでもそういう気持ちも大事ですけどね。
はい。
まああのうというのは、そういういろんな活躍をされてますよね。
だからどういう道で生きていくかっていうのを、結構悩んだりされるんじゃないんですか?
確かにそのどれをやるのが一番なのかなっていう。
海外旅行というか旅とかしたいなとは思いますけど、今それやったらちょっとその。
機会費用が大っきいんですよね。
だから今やっているということは何か他のことをやっていれば、得られただろうはずのものを捨てているというわけですから、「本当にそれだけの価値のある事を今やってんのか?」という事を、見直すっていうのは大事ですよね。
だからそういう経済学の概念を、しっかり使うと要領よく生きる事できるかもしれないですね。
う~ん。
そうですね。
ちなみにねまあ今回やったこのカルタ。
はい。
経済学分で考えるとですね大学の1年生の基礎レベルですかね。
大学1年生のですか?
はい。
一番最初にやるような。
そうですね。
うそのくらいの実力があるということですよ。
へぇ~!うれしいですね。
はい。
知らない間に。
まあね。
時々苦しいのもありましたけど。
そうですね。
結構間違ってますよね。
まあでも今回通して復習してみてどうでしたか?
やっぱりお話は以前に聞いてるので、引き出しの中にはちゃんと知識として入ってるんですけど、言葉を覚えてないっていうのは、引き出しのあのつまみの部分が全部外れてもうてるみたいな。
どっかに入ってるけど引き出せないっていう。
なるほど。
今日で「ああそうやった!」っていう。
聞いたことあるしちゃんとそういう考え方、自分の身についてるなとは思うんですけど。
それがもう一度こう整理できたんで。
なるほど。
ちゃんとつまみを付けられたということですか。
はい。
すばらしいですね。
ありがとうございます。
より経済学がわかるように学んでいきましょう。
はい。
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