適正な為替レートは存在する?
現代の経済に対して時に鋭く時に切なく、軽やかに思いを伝えてきた経済ポエム。
珠玉の経済ポエムを振り返りながら経済学のポイントを復習していきます。
今回訪ねたのは…、いや~なかなか大学に来る事はないんで。
きれいですね何か。
小学校ぐらいまでは大学は、みんな行くもんやと思ってたんですけど、小学校の時先生が、「この中で大学に行けるのは2割か3割や」と言われて、成績で言うと自分はいけないなと思って、すごく焦った記憶がありますね。
実際自分が芸人になってみたら、僕と同い年の後輩がたくさんいて、みんな大学行ってから芸人になってるんですよ。
そんな時代になると思ってなかったんで、芸人は高校卒業してすぐなるものと思ってたんで…。
やっぱり行きたかったというのはありましたけど。
こんにちは。
こんにちは。
外国為替国際金融銀行問題などマクロ経済学が専門。
授業やゼミでは学生たちに大人気。
あれっ?
学生さんとの…。
寄せ書きしてもらったものとか。
経済学界のマドンナなのです。
今回は経済ポエムを読みながら、もう一度先生のお話を伺っていきたいんですが、「円高」の回ですよね。
はい。
円高か円安か、円高だと輸出品の国際競争力が下がる反面、海外からの輸入品が安く手に入るというメリットがあります。
円は上がっても下がってもプラスとマイナスの両面があるのが事実。
ならば適正な為替レートというものは、存在するのでしょうか?
その判断基準に「購買力平価」という考え方があります。
レートが購買力平価と同じであれば、どこの国でも同じ商品が同じ価格で買え、経済学的に見てバランスがとれた状態と言えます。
経済といえば為替というイメージがずっとあって、想像以上に難しかったですよね。
そうですね。
この間仕事でシンガポールに行ったんですけど、僕あんまり海外に行った経験がなかったので、東京に戻ってお金戻した時に、あんなに2~3日で変わるんかという、ちょっと損したんですよね。
もろに為替を初めて肌で感じたというか。
こういう事かと思って。
それがもっと大きい規模というか単位で皆さんリアルに、海外で働かれてる人とかはしてるって事ですもんね。
だから円高のいいところ悪いところという形で、お話ししたんですけど。
どっちかというとその時は、円高がすごく強調されてる時期だったので、円高が悪いという悲観論ばかりあるけど、実際そのあと円安になると、今度は円安を心配してる声とかも出てきたりして。
いろんな立場があるしその時その時で、もっとそういう話だけに左右されないで、いろんな角度から経済を見てほしいなという事を、お話ししたつもりだったんですね。
だって皆さん人生かかってますしね。
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