セカンドプライスオークションとは
例えばセカンドプライスオークションでは、一斉に入札を行って最も高い値をつけた人が、2番目に高い値をつけた人の入札価格で、購入するのがルールです。
この場合、入札者が考えた商品の価値を、そのまま入札額とするのが、最もよい戦略となります。
商品を最も高く評価した人が、払い過ぎる事なく、落札する事ができるのです。
やっぱり経済学の中でもオークションはかなり重要で、一つには経済って市場を分析するんですけれども、市場の中で価格がどうやって決まるかというのは、ある意味よく分からないブラックボックスと普通は考えるんです。
でもオークションの場合は直接商品に対して、いくらの金額がつくかというのがリアルに出てくるじゃないですか。
そういった価格がどうやって決まってくるかという事を、きちんと分析できるというまず強みがある。
あとはオークションを適切にデザインしてあげる事によって、一番その商品を欲しいと思ってる人が、きちんとその商品をゲットする事ができる。
経済学では効率性というふうに言うんですけど、効率性をもたらすような非常に簡便な仕組みになってるんです。
オークションも奥深いですね。
そうなんですよ。
確か僕とで…。
いくらぐらいかという…。
瓶の中のお金があの場合はオークションの評価額になってくる。
2人で共通なわけですよね。
そういう場合は共通価値。
そうじゃなくてそれぞれの人が自分自身の明確な価値を、心に抱いている時は私的価値という形で、2つ場合分けをして分析したんですけれども、共通価値の場合は気をつけないとついつい払い過ぎてしまうと。
どんなオークションを使うかによって、参加している人々の行動が変わってくるわけですよね。
そういった行動を見ていると、ふだんは意識的に言語化してないさまざまな点が見えてくる。
そういう意味でオークションを前後半を占めるようなポエムが、既に前半で出てくる。
そんな感じかもしれないです。
確かにそうですね。
安田先生バレンタインの2月には、経済学の考え方に、自分に似ていながら、少しだけ自分より不利な人物を近くに置いておくと、自分のよさが引き立つという「おとり効果」があります。
合コンに後輩芸人を連れてきて、最も有利になったはずのでしたが、結果は…芳しくなかったようですね。
そしてもう一つの経済ポエムが…。
恋人の浮気の問題をゲーム理論で考えてみましょう。
もし今月自分が浮気をすれば来月恋人も浮気をするとします。
このように仮定します。
浮気を始めると翌月からはずっと利得1が続きます。
結局浮気をしないで利得2を得続ける事が最適な選択です。
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