日本の年間労働時間は、先進国の中でトップクラス
格差の経済学を聞いてどう思っていたのでしょう?
子供の頃の僕は僕の家も貧しかったんで、お金持ちの人が貧乏な人にお金をあげて、同じようにしたらいいじゃないのと思ってたんですけど、なぜそうならないんやろうって親に聞いたりしたら、「あんたがそうしい」とか言ってたんですけど。
なかなか難しいなというふうに思った印象が強いですね。
やっぱりそれぞれの社会で、みんなが望ましいと思う格差の水準はあると思うんです。
それは国によって時代によって違うのかもしれないですけども、そういう事も考える必要があるんだと思うんですよね。
あれば格差がでっかい方がいいんだとか、ちっちゃい方がいいんだというそういう極端な話じゃなくて…、常に正しい答えがあるわけじゃないので、みんなで考えていかなきゃいけない事なんじゃないかなと、思いますね。
法定労働時間が減少。
週休2日制の企業も増えた日本。
しかしいまだ日本の年間労働時間は、先進国の中でトップクラスです。
経済学では休みを取る事にも、一種の費用が発生していると考えています。
休みを取らなければ稼いでいたお金を、休みを取った事で、失ってしまったと見なしているのです。
これを「機会費用」と言います。
この費用に見合うものがなければ人は休みを取らないわけです。
著名な経済学者であるケインズは今から80年前、機械によって産業の生産性が上がれば、人々は週15時間働くだけで十分になるだろうと予想しました。
しかし現実はそうはなりませんでした。
余暇もまず経済で説明できるという事にも、驚きましたねこの回は。
生産効率が高いから、もっと働きたくなるという部分もあるわけですよね。
僕で言ったらネタを考えるとかあるじゃないですか。
ネタって5~6時間かかる時もあるんですけど、たまにひょんな事から、10分ぐらいで出来ちゃう事もあるんですよ。
2人で集まってしゃべってたらええなみたいな感じで。
何か知らないですけど10分で出来たものは、そんなに大したものじゃないんじゃないかという、変な癖がついててダラダラ2~3時間そこからいろいろ考えて、結局最初の10分を採用するとか。
そこで終われないんですよね。
仕事って中毒みたいになるところもあると思うんです。
だから食べるために仕事をするというのは、基本的にはあると思うんですけどプラスアルファの部分で楽しいから、どんどん時間を費やしてやってしまうという、そういう面もすごくあると思いますね。
そうですよね。
たまには休むべきやなとも思いましたけどね。
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