限定正社員という新しい雇用形態
収入も得られてっていう仕事が、ゼロじゃないからみんなそれを求めるということですか?
はい。
だから最初に入った職場っていうのは、すごくこう本当にミスマッチで相性が悪いという可能性もある。
やっぱり働いてみて初めてわかる部分というのがあるから、そのミスマッチの結果最初の3年間で辞めていく人たちが多いと。
なるほど。
3年以内に辞める人たくさんいますから卒業して、3年以内だったら新卒として受験できるっていうんだったら、そういういろんな経験してみて、適職を探したいっていう人にとっては、いいかもしれないですよね。
そうですね。
非正規雇用になってしまうことが問題になっています。
ところでね仕事に何を求めてるんですか?
やっぱり楽しい生活それからやっぱり社会のために、世の中を明るくするためにお笑いで貢献するっていう、志があるんでしょうか?
今のところは、やりがいの部分が大きいかもしれないですね。
やりがいっていうのは楽しい生活とは違うんですか?
楽しいんですけどいわゆるその…なんて言うんですか?
遊べて楽しいとか好きなような暮らしができて、楽しい…の「楽しい」ではないかもしれないですね。
何か目標とするお笑いの姿みたいなのがあって、それに向かって達成感があるっていう感じですかね。
目標に向かって行動してることの充実感であったりとか、その楽しさとかやりがいの部分なんでしょうね。
大竹先生は仕事に何を求められてるんですか?
そうくると思ってなかったですね。
あのう似てますよ。
同じじゃないですかね。
一緒ですか?
はい。
私の場合研究ですけどね。
今までわかってなかったことを、明らかにしていくっていうこと自体が喜びですけどね。
それはなかなかつらい時も多いですけれども。
その楽しさっていうのがやっぱり一番大きいですね。
そこはすごく共通してますね。
そうですね。
今会社で働く人は何を求めているのでしょうか?
そうですね。
やはり…、なるほど。
そうですね。
求めてる事ですか?
はい。
まあ…、そうですね頑張った分を認めてくれるというかまた…、…ような雰囲気だといいかなと。
これは若者の働くことの意識を40年以上にわたって調査したもの。
1970年代は「自分の能力を試したい」が1位だったのに対し、近年は「楽しい生活をしたい」が一番高いという結果が出ています。
会社で働く人もそうでない人も働く目的は、変わってきているのです。
「社会のために役に立ちたい」も増えてますね。
そうですね。
だから今の若者って、社会に貢献したいという人たち多いんですね。
随分だけど昔と違ってきてるというのはわかりますよね。
だからこう自分の能力を生かしたいっていう人よりも、世のために役に立ちたいっていう人たちが増えてるんですね。
はい。
今は社会が多様化してますので、仕事に何を求めるかっていう事も随分人によって違ってますよね。
まあこうやってね昔はお金が大事だとか、能力を生かすとかという事だけが一番大事だって、若者が思ってたのが少しずついろんな価値観で、楽しく生きたいとか世の中の役に立ちたいとかっていうふうに、変わってきてるという部分があると思うんですよね。
そういう価値観の変化とそれから社会の環境の変化っていうのも、起こってきてますから働き方の変化っていうのは、ちょうどそれに合わして今変化してる最中だと思うんですよ。
だから新しい制度が入ってきたらやっぱりそれが、完全にはうまくいかないときもまだまだあると思うんですけどね。
でもその限定正社員というふうな新しい雇用形態っていうのが、普及していったりまた別の形で新しい働き方っていうのが、増えていくとそういう意味で、幸せに働ける人が増えていくかもしれないですよね。
だからそういう社会になってほしいなとは思うんですよ。
今までの働き方だけだったら不幸な人たちもいっぱい、いるでしょうと。
だから選択肢が増えて、そうじゃなかった人たちがこう幸せになっていくというふうな、働き方の選択肢が増えていったらいいなと思うんですけども。
はい。
次はねいろいろな価値観がこうやってある中で、楽しく働くにはどうすればいいかっていうことを、学びたいと思うんですよ。
はい。
楽しい方が絶対いいですもんね。
そうですよね。
どうすればやる気が出るのか?
それから楽しく仕事ができる、方法というのを経済学で考えてみたいと思います。
はい。
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