食品ロスというのを減らす試み
まあならどんな解決方法を考えます?
そうですね。
「この人はだませないな」と思わすのが、一番いいんじゃないかなと思うんですよ。
うん。
だからそうですね。
例えばなんでしょうね?
「料理研究家」という名刺を渡す。
まあそれがもうウソですね。
、それが…まあでも自称やったら。
自称美食家で全国食べ歩いて、点数を付けさせてもらってますみたいな…。
信じてもらえるかどうかですよね。
そのためにもブランド作らなきゃ、ダメじゃないですか。
そうですね。
なかなかその案はよくないんじゃないかと。
そうですね。
…かもしれませんね。
うん!?
はい。
このパン見てくださいよ。
あっ賞味期限が今日になってますね。
そうですね。
ね自宅でこんな感じに、賞味期限が近づいている食べ物を見つけたらどうします?
そうですね。
早めに食べようとは思いますね。
ちゃんと食べる。
そうですね。
本来は食べられるのに廃棄されてしまった食品を、「食品ロス」と呼びます。
今この食品ロスが大きな問題となっています。
家庭から出る生ゴミの内訳を調べてみると…、…であることが分かりました。
へぇ~!もったいないですね。
ねえ。
もったいないでしょ。
日本では平成24年の調査でね、大体800万トンの食品ロスがあったと考えられてるんです。
家庭における1人あたりの食品ロスというのを計算すると、大体どのくらいになると思います?
1人あたりの年間ですか?
はい。
家ではそんなに…。
ないように思いますか?
はい。
これねおにぎりに換算してみようということなんです。
どのくらいになると思います?
1年間1人あたり、食べられるものを捨てたと。
う~ん?
そうですね。
まあ1週間に1個もないか…。
そのくらい?
20個30個。
年間20~30。
計算すると家庭から出る食品ロスは1人あたりで年間15キロ。
15キロ?
おにぎり1個大体100グラムですから。
150個分ですよ。
えっ!そんなに!はい。
もったいないですね!もったいないですよね!だからこれ150。
1人ですよ。
1人150個。
1人で!?
うん。
価格に換算すると4人家族だと年間6万円ぐらい。
う~ん。
なんですよ。
ここでポイントとなるのが賞味期限。
これは賞味期限ですけど、消費期限との違いって正しく理解してます?
消費期限というのもありますよね。
そう。
消費期限は…、賞味期限は…、食品ロスの多くが賞味期限が来ていない食品なのです。
農林水産省が調査したところによれば、実は手つかずに廃棄された食品の内訳を見るとね、3/3がその賞味期限内なんですよ。
へぇ~!実はこういう食品ロスというのを減らす試みがあるんですよ。
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