海外の日本食は面白い
ことですよね。
それでまあインドの人はどう思うか分からないですけど、すごく進化してきたわけです。
外国から日本に入ってきたものが、もともとのものとは全く違ってきて、そしてまたおいしいものと言われてきたというのと、同じように日本から海外に出ていったすしや天ぷらが、独自の変化を遂げていく。
そしてそれが非常においしいものになっていく、ということも十分考えられますよね。
そうですね。
だからそういう様子というのは私たち日本人にとっても、面白いと思いません?
確かに面白いのは面白いですよね。
まだ気に入らない感じがしてますよね。
いやいや。
中にはたぶんすごいおいしくなっていくやつも、あるんじゃないかなと思って。
天ぷらとカレーの掛け合わせとかも。
なんかああいう発想で何か新しい味が、生まれるかもしれないですもんね。
確かに海外の日本食面白いです。
さらに日本の食べ物が海外で親しまれることで、意外な経済的効果があるのだそうです。
日本に来てくれる人がもしかしたら増えるとか。
うん。
なんかおすし屋さんとか行くと、カウンターで海外の方が食べてる事とか結構見かける事ありますよ。
実際シカゴ大学のジンガレス教授という方が研究したんですが、食に限った話じゃないんですが文化的に近い国同士というのは、少しぐらい距離が離れてても貿易量が多くなる、という研究があるんですよね。
やっぱり前やりましたよね。
親近感バイアスっていうのあるじゃないですか。
だからお互いよく知っているということだと、信頼しやすいというのがあったり安心感があるというのもあって、経済の取引も活発になるというのがあるんですよね。
そうすると日本食が海外に進出していって、多くの人たちが日本食を気に入ってくれると。
すると確かにおっしゃったとおり、ああ日本食がおいしいから日本に行ってみたいとか、日本に行ったら食べるものが…知ってるものが多いから、安心だとかという事で日本に来る抵抗感がずいぶん減りますよね。
そうすると海外旅行客も増えるしそれは来た経験というので、お互い取り引きをするという関係も深まっていきますよね。
だから日本経済にとってもいいことかもしれないんですよ。
確かにそうですね。
ねえ。
アハハハッ!おいしいですね。
おいしいです!海外に出ていって進化していった日本食見てきましたよね。
はい。
でも日本の自国の食文化ってどうなってきてると思います?
日本の…。
私たちの。
ああ日本は日本でやっぱり洋食が入ってきて、いろいろ変わってきたというのはあるかもしれない。
そうですよね。
日本の伝統的な食習慣ってあったじゃないですか。
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