フードロスを減らすための食品リサイクル
「食品リサイクル」って聞いたことありませんか?
食品リサイクル?
はい。
何なんでしょうね?
フードロスを減らすための食品リサイクルの現場を見に来ました。
すいません。
やってきたのは食品ロス削減に取り組む都内のNPO。
こんにちは。
あのう食品リサイクルのお話を…。
あっはい。
聞きたいんですけど。
こちら「フードバンク」と言って、余っている食べ物を企業の方からお預かりして、食べ物に困ってる方にお届けするっていう、そういう活動をしている団体です。
なるほど。
こちらが倉庫ですね。
すいません。
失礼します。
あっいろんな食品が…。
はいありまして。
例えばここに「寄贈理由」ということで、「終売品」って書いてあります。
企業が食品を提供する理由はさまざま。
例えば終売品は販売を終了したため、小売店の店頭には出すことができなくなった商品。
賞味期限が近づき店頭に並べられない食品も届きます。
そういうふうにいろんな所から集まってきてるんですね。
企業の場合が多いですけれども、個人の方でもお中元とかお歳暮とかいただいたけれども、「うちでは食べないわ」とかあとは「つい安売りでつられて、買いすぎちゃったけどこんなには食べきれないよね」とか。
集まった食品を食べ物に困っている人たち、福祉施設や災害被害者などに届けるのがこちらの役割。
まあでっかいおすそ分けというか、こっち側にいっぱい余ってるものがあって、こっち側に食べ物がない方がいらっしゃるので、この2つの大きな問題をつなぐ橋渡し役というか。
はい。
いや僕が本当にそうであればいいなと思ってた活動が…。
実際にやってらっしゃる方がいたんですね。
ありがとうございます。
すごいなんかものって、まだ食べれるのに捨てたりとか結構多かったりしますよね。
それを生かせないかなとか思ってたんですけど。
そうですね。
毎週100人ほどのボランティアが集まり活動を支えています。
この壁いっぱいに書かれてるのがここにボランティアに来ていただいた、個人の方とかあと企業の方のサインなんですよ。
なんかねもっと注目されてワッとね広がっていったら…。
得しかないですもんね。
そうですね。
誰にとっても。
はい。
そうなってほしいですね。
なってほしいですね。
まだまだ全部は受け取りきれてないし、まだまだ食べ物に困ってる方もいらっしゃるので。
はい。
なるほど。
ちゃんと作る分だけ食べる分だけ買って、食べる分だけ調理するというのが一番無駄がないとは思いますけど。
あれおなかすいてるときに買い物行くとよくないですよね。
そうなんですよね。
自分の胃袋を過大評価してしまって、何でも食べれる気しますが。
だからやっぱりある程度おなかがいっぱいのときに、食べ物買いに行った方が。
それはそれでしんどそうですが。
いやあやっぱりダイエットにもいいんじゃないですか。
なるほど。
もしかしたらそうかもしれない。
まあそういう工夫も1つかな、と思うんです。
なるほど。
頑張ろう!食べるっていうのはもともとは生きていくための、エネルギーを得るための行為やったと思うんですけど、やっぱりよりおいしく食べようという発想とかがあったりするから、やっぱり楽しむということだとは思うんですけどね。
楽しいことがまあ前提にまあまあそれよりもまあ、おなかすいてる人がちゃんとごはん食べれる。
全員食べれるというのが一番大事なことやと思いますけど。
そのうえで楽しいっていうのが大事なのかなと思いますけどね。
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