自由診療は意外と身近にある
全額自己負担の自由診療。
病気を治す目的以外の医療行為や高度医療などに適応されています。
更に自由診療は意外と身近にあるんです。
やってきたのは産婦人科!自由診療というものを教えていただきたいんですが。
病気になると普通日本は全部保険がきくんですけど、その保険外の診療で産婦人科ですと、例えば分べんですね。
お産。
あとは体外受精とか、そういう不妊治療が結構自由診療という枠になります。
はい。
すごいきれいな病院ですよね。
そうですか。
ありがとうございます。
ここは実際に赤ちゃんをお産みになる分べん室ですね。
ここが分べん室ですか。
そうですね。
陣痛に合わせて、色が変わったりとか映像がリラックスできるようにクジラになったり。
へぇ~!いろんな動物になったり自分で選んで、匂いと色で痛みを緩和するっていうような。
はい。
分べん室にアロマ!ちょっと病院というイメージとかけ離れてますね!日本では自然分べんは自由診療です。
そこにかかる費用はそれぞれの病院が決めています。
こちらは入院するときの個室。
まるでホテルのようです。
あっ!緑がきれい。
こんな所で私産んじゃうのね。
設備がとにかく僕が思っていた産婦人科とかと比べて、だいぶこうなんでしょう。
充実してて、ホテル並みの環境が整ってるようなイメージですね。
はい。
最近どの病院でもお産はもう病気ではないということで、ホテルのような病院というのがもうほとんどコンセプトになっています。
そうなってきてるんですね。
そうですね。
へぇ~!なるほど。
まあそういうのが自由診療になってるという事ですよね。
はい。
やっぱり病気を治すこと以外に、いかに快適に病院で暮らしていただけるかということが、やはり自由診療に求められているものだと思います。
う~ん。
なるほど。
こちらの病院でお産する場合は大体大部屋ですと70万円ぐらい。
個室だと全部で80万円~90万円の間ぐらいで、5日間ということになります。
はい。
ホントに不安もあるじゃないですか。
不安もある中で、でもホントに安心した環境でって望むなら、こういうのを求めてる人はすごくたくさんいるだろうなと、思いましたね。
そうですね。
はい。
自由診療にすることで競争が生まれ、医療サービスも差別化ができるんですねぇ!でもその自由診療が大きな問題となっている国があるんです。
アメリカ人で自己破産する原因の第1位って何だと思います。
第1位ですか?
はい。
そうなんですよね。
その答えは医療費が払えない人が破産する。
破産する人の6割が医療費が払えないということになってます。
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