GDPの成長率の推移
小黒先生いらっしゃいませ!どうも。
消費税は景気にどんな影響を与えると考えてらっしゃいますか。
消費税というのは税率が安い時点で、例えば住宅とかを中心として安い税率で買った方が、得をしますから駆け込み需要が発生すると。
そうすると潜在的にあとで買おうと思っていた人たちが、買わなくなるので反動減というものが生じるという事なんですね。
こちらはGDPの成長率の推移。
89年の消費税導入後の成長率に大きな影響は見られません。
97年の増税時は一旦は落ち込んだものの、すぐに回復したと考えられています。
まあ言ってみたら景気の先食いの部分をならしてしまえば、実質的な影響はほとんどないんじゃないかっていう…。
まさにそういうふうに考えております。
だから買えるものはあるけどでもね、後輩にいいものをおごってるじゃないですか?
まあいいものかどうか…。
それを消費税が上がるからっていって、今たくさんおごって消費税上がってからは、減らすっていうことできますか?
できないですね。
だからそういうのは結構多いですよね。
はいはいはい。
まあどうしても結局必要に迫られたら、買うしかないっていうこともありますし。
そうですね。
その部分は本質的な効果な部分だと思うんですけどね。
まあ景気が上振れして下がる所を除いて、買えるものの量が値段が消費税を込みにすると上がってしまうので、その分買える量が少なくなりますと。
ただそれも経済学者とかはよく言ってる話なんですけども…、その時点で余分に配られるわけですよね。
むしろ今の問題は借金をどんどんしていって、その分で年金とか社会保障が賄われてるという状態ですから…、将来世代とか若い人たちの生涯の手取り収入が落ちている訳ですね。
それぞれの世代で所得に対し、税金の負担がどのぐらいになるのか見てみましょう。
消費税率5%のまま増税しなかったとき、これから生まれてくる将来世代への負担が、とんでもなく高くなっていますね!恐ろしい!逆に今増税するとどうなるかと言うと、確かに今の若い人たちとか現役の世代とか引退者も含めて、少し手取りは減るかもしれないですが、しばらく時間がたったあとの世代というのは、消費できるパイが手取りで増えますから生涯で。
そうすると経済成長率が長期でみると、より伸びるような形活性化するような方向に向かうと。
3人の経済学者の先生の話を聞きましたけどどうでした?
いろんな角度から消費税の話をしていただいたんで、なんか見えてきましたね実態が。
そうですね。
そもそも税金って何のために納めてるって思ってます?
税金ですか?
はい。
そもそもまあそのいろんな保障ですよね。
社会保障であったりとか道路を造ったりとか…。
「消費税」カテゴリーの関連記事