日本銀行は2%のインフレ目標というのを掲げている
通常金利が高い時期であれば増税で景気が悪くなりかけると、金利を下げることで投資などを増やし、景気の悪化を抑えることができます。
しかし政策により金利がゼロになっている現在…、…というのが江口さんの考え。
金利が高いときにその増税しても一旦は景気が悪くなるけれども、金利が下がる効果があるから、みんなが…投資ができるようになると。
その効果があるから「まだいいんだ」ということですね。
だけど今ゼロ金利だから、金利がそれ以上下がらないじゃないですか。
だからそういう状況のときには景気を押し戻す効果がないと。
だから増税の景気の悪影響がかなり大きくなってしまう、ということですよね。
そうですね。
なるほど。
そうするといつ上げりゃあいいんですか?
やっぱりゼロ金利を脱却したあとというのが、適切なタイミングなのではないかと。
今日本銀行は2%のインフレ目標というのを掲げていて、その2%まで物価を上げていくと。
まあ2年間で2%というのを目指していて、きっとそれが達成されれば金利を引き上げていくという事を、していくと思うんですけれどもそれが、実際に金利の引き上げが起こってからの方が。
そうしたらまた消費税を増税して景気が悪くなれば、金利を引き下げるという通常のその金融政策で対応できると。
なるほど。
それが2年後のメドということですか。
そうですね。
でもその金利が下がったらいろいろみんながこう、またお金を投資したりできるっていう身削っても、なんかしらのおまけみたいなのが付いてくるっていうのは、「あっそんなふうに考えんねや」って思いましたね。
経済もなんか僕らのふだんの日常の考え方、もうどっち転んでも大変やけどこっちはまだなんか1個、オプション付いてるからこっち選ぼうかっていうことですよね。
オプションが一切無いほうにこのままやったらいくから、「どこでこう上がっていくねん」っていうきっかけが、無くなりますよってことですよね。
今はおまけを出せない状況だっていうのがポイントですよね。
ね年間にどのくらい消費税払ってますか?
消費税ですか?
大体自分の買ったものの5%ってことですよね。
どれくらいなんでしょうね?
あのね。
2010年の調査では、大体一世帯あたりこの金額なんですよ。
一人あたりに換算すると年間3万円~6万円の負担だそうです。
もうちょっと多いのかなって思いましたね。
たくさん払ってるように思うけど平均でいうと、18万6,000円っていう計算なんですよね。
へぇ~。
これで食費とか全部入ってるってことですもんね。
そうですね。
もちろんねこの金額その負担が重いという人たちも、たくさんいるのは事実だと思うんですけどね。
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