小売り業者は仕入れなどで支払った消費税を差し引いた金額を納税
なるほど。
私たちが支払う消費税は小売り業者に渡ります。
小売り業者は仕入れなどで支払った消費税を、差し引いた金額を納税します。
このサイクルは卸業さらに製造業へと続きます。
ちょっと不思議なところがあって多くの所得税は日本の場合、多くの人は直接払うことになってるんだけれども、会社が代わりに払ってると。
消費税の方が実際になんて言うのか、自分は税務署に行ってるわけじゃないんだけども、買い物するたんびに払ってる感じがあって、より負担感が大きいような感じがするんですよね。
だからそこがちょっと逆転してるような感じもして、不思議ですよね。
不思議ですね。
はい。
これはね生涯を通じてどれだけ受益と負担をしているかを、世代別にずっと計算したものなんですよ。
これは社会保障などで受け取る利益の金額と、税金や社会保険料などで支払う金額の差を表すグラフ。
青が受益総額で赤が負担総額。
世代が下がる。
つまり若い人ほど負担の割合が大きくなります。
え~!これは大きい差がありますね。
そうですね。
将来世代と60歳代では。
ちょうど損得逆転してますね。
そうですね。
ですから将来世代が負担が大きい部分が、今の高齢者にそのまま渡るという感じですね。
僕も33歳なんで1,200万円ぐらい損する世代ということですね。
そうですね。
私50歳代なんでその部分をもらってると。
なるほど。
ありがとうございます。
ちょっと今日御飯おごってもらっていいですか?
世界を見てもこういうもんなんですかね?
いや日本は急速に高齢化して少子化しているというのは、大きくてこういう問題が深刻になりやすいと思いますね。
なんかこの経済と関係ないかもしれないですけど、よく大人の方とか年配の方に若者って怒られるじゃないですか。
「しっかりしろ」とか「最近ダメだ」とか言われるじゃないですか。
それがやっぱり頭にあるんですが数字で見たときに、とんでもない差を払わされてるわけじゃないですか。
そうですね。
ちょっと納得いかないですよね。
アハハハッ!逆に僕30代で1,200万円ですけど、将来世代はもっと払ってるわけじゃないですか。
自分よりも3,000万円生涯かけて多く払ってくれてる人に対して、なんか「電車で席譲れ」なんてよう言わんなという。
いやちょっと驚きですね。
こんなに…60歳代と将来世代って、もうちょっとしたら1億円ぐらいになりますもんね。
そうですね。
こういう認識をまず持つことが大事ですよね。
だからこれをどうやって助け合いの感情に持っていくかと。
だから使い道だとかという事も大切になってくると思うんですよ。
やっぱりこれだけ若い人が負担するんだから、若い人たちの所得を上げていくために、どうやってお金を使っていくかという事も大事だと思いますよね。
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