今までは人間しかできないと思われたことが、コンピューターでもできるようになってきた
では…、今起こっていると言われているのは…、そういう事だと考えられてるんです。
コンピューターが人間の代わりにいろいろできてしまうと。
ええ。
そうです。
ですので…、なので我々の日常生活の中にすごく入ってくるようになった。
そのことが我々の仕事のあり方をすごく変えているんだと。
なるほど。
コンピューターは車の運転もできるようになりました。
人はただ運転席に座っているだけ。
コンピューターの性能が上がり位置情報などのデータを解析しながら、車を自動走行させるシステムが開発されたのです。
先生本当にSFの世界の事だと思ってた事が現実化されてますね。
今まで想像がつかなかった事もできるようになる事の背景には、コンピューターの技術のすごい早い進歩があると言われてるんです。
「ムーアの法則」と呼ばれる法則がありまして…、ですよね。
2倍2倍と数字が増えていくとどうなるか、1つ例を紹介しましょう。
昔チェスを発明した人物が王様からご褒美をもらうことに。
彼が言ったのはチェスのマス目にお米を1粒。
次のマスは2粒。
さらに次は4粒と…、では…、1粒。
はい。
で2粒。
はい。
うわっ!もう512いきましたよ。
ええ。
8192。
はいはい。
僕生まれて初めて何か頭の中で新しい計算方法を今発見した。
ハハハッ。
ギブアップですか?
お米の合計は?
こんな数字になるっていうことなんですね。
もう読めないですね。
はい。
正解は1844京6744兆737億955万1615粒。
ふぅ。
こういうふうに倍々で集積密度が上がってきたコンピューターですけど、今どれぐらいの発展の段階にあるかはよく分からない状態で、発展のスピードも頭打ちになってきてるんじゃないかと、そういう見方もあるんですよね。
なんですけどこれだけコンピューターの回路の集積の密度が高くなって、早い計算ができるようになってくると、今までは人間じゃないとできないと思われてきたことが、実を言うとコンピューターもできるっていうふうになってきているんです。
例えば人間しかできないものってどういうのが?
ええ例えば…、将棋。
はい。
今注目のコンピューターの将棋ソフト「Bonanza」です。
やってみましょうか。
将棋は小学校以来だということですが…。
強いっすね。
ミスしないんですよね。
これ取ったら…。
取ったら…これいいのかな?
あっ桂馬が。
あっ桂馬が。
え~っ!?
何してるんですか?
この人は。
相当なのきてますよね。
あらっあ~!あ~!あっホンマや。
アハハハッ!つよっ!めちゃくちゃ強いんですよ。
それもそのはず。
「Bonanza」はプロの棋士と対戦した事もあるんですよ。
将棋ソフトも年々進歩して時にプロに勝利することもあります。
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