社会の変化とともに失業率は変わっていく
ある日突然僕の仕事もなくなるかもしれない。
2013年5月の完全失業率は4.1%。
もし失業したらどうしますか?
あなたにとって仕事って何ですか?
夢のため。
夢のために。
はい。
今の会社だと自分の時間が持てることと、自由っていう感じだったんですがそれだけじゃないなっていうので、やっぱやりがいというか。
まあ社会人になって仕事が中心で日々が過ぎてるんで。
まあもう特に欠かせないモノになっちゃってますね。
やりたいことやって大前提にお金を稼ぐっていうのと、きれいごとかもしれないですけど会社に貢献するっていうのか。
ええ。
いや仕事をしてない時期長いんですけど、こないだ失業するまでは。
何かダメになっていきますよね。
人間…。
戦後の…、終身雇用・年功序列という制度の中で、人々は会社に忠誠を尽くし夢を懸けました。
圧倒的な人手不足の中労働者は引く手あまた。
しかし社会の変化とともに失業率は変わってゆきます。
現在…、これってどういう状況なの?
先生おはようございます。
今回失業について教えてくれるのは、川口大司さん。
あの失業率の調査。
はい。
すいません。
こちらが労働力調査という政府が行っている調査から、計算されている完全失業率の動向で、2009年の辺りで一度金融危機が来て。
ありましたね。
そのあと失業率が大きく上がったんですね。
まあ持ち直してきていまして今…、…が見られるというような状態になっています。
へぇ~!2013年5月…、この「完全失業」というのは何なんでしょう?
「完全失業者」という定義がありまして、労働者で仕事に就いておらず今すぐ仕事に就くことができて、かつ仕事に就くべく就職活動をしていた。
求職活動をしていたと。
この3つの条件ですね。
働きたくて働く意欲もあって仕事も探してるけど、働けてない人が完全失業者ということですか?
そうですねはい。
なるほど。
失業率が下がってきたといういい話をしたんですけれども、実を言うと悪い側面も3つほどあるんです。
3つもあるんですか。
そう失業者が減っているといっても安心はできません。
25歳から34歳もこの辺が一番働けそうな…。
若い人はまだ自分の適職がわかっていない部分がありまして。
で自分にはどんな仕事が合ってるんだろうということで、仕事探しをしているような部分もあるんですね。
それで転職を繰り返すというようなことになるので、仕事と仕事の間の期間というので失業が起こると。
1年間ぐらいねずっと仕事を探していて、「見つからない」っていうふうになったらどうされますか?
もしかしたら疲れて、「ちょっと1回休もうかな」ってなるかもしれないですね。
そうですよね。
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