時代の変化や技術の進歩に合わせて、規制も見直しが必要になる
私たちは知らず知らずのうちに「規制」に縛られ、そして守られています。
今回もカメラを片手に「規制」探し。
これも規制ですね。
街を歩いていると道路の交通ルールもそうですし、公園なんかでもそうなんですけど日常の中に規制というのは、すごいたくさんあるんやなと思いましたね。
放っておくと必ずしもうまくいくとは限らないのが、市場経済や人間の社会というもの。
そんなときに政府による「規制」が必要となるのです。
ところがその規制がうまく働かない場合もあります。
時代の変化や技術の進歩に合わせて、規制も見直しが必要になるからです。
「規制改革」について教えてくれるのは経済学者、日本大学の安藤至大先生です。
今回は「規制写真展」改め「規制改革写真展」!規制改革ですね。
はい。
最近出てきたものは、大体規制改革が関係あるんじゃないかと思いまして。
はい。
なにしろ思ったより本格的な写真展なので、どんな写真か楽しみですね。
こちらは「ローコストキャリア」なんて、「LCC」とか呼ばれる航空会社ですがそれまでは飛行機って、参入するのにいろんな条件が必要だったと。
その規制がだんだん緩くなったって話もありますし、つい最近「オープンスカイ」と言って、昔は飛行機がどっかの空港から他の国の空港に飛ぶときって、政府と政府の話し合いで路線とか便数って決めてたんですけど、飛行機会社同士の話し合いでできるように最近変わったんです。
へぇ~!それなんか意外というかすごいですね。
安い料金で飛行機に乗れるのも、規制改革のおかげだったんですねぇ!みんなが行きたがっている所にはたくさんの便が、飛ばせるようになるから飛行機会社ももうかるし、お客さんも安くて行きたい場所により行きやすくなると。
はい。
いろんなメリットがあると思われます。
なるほど。
これはどういう考えで撮られた写真でしょう?
これはタクシーの運転手さんにお話を聞いたら。
規制はおおまかに3つぐらいありまして、まずタクシー料金と台数。
台数。
あと営業の走行距離というのがありますね。
はい。
2007年ぐらいだったでしょうか。
その時に、台数も増えすぎだという話が出てて、そこから更にいったん緩めた規制を更に規制強化の方に、台数なんかは…値上げしつつ台数も減らそうということで。
値上げをして更に台数も減らすと。
はい。
タクシーはいろんな規制が強化されたり、少し自由化されたりまた強化されたりと。
行ったり来たりがある面白い業界ではありますよね。
これは新しくなったんで東京駅が。
これも何か規制改革が関係あるんですかね。
今までは「容積率」っていうのが建物土地の広さと比べて、どのくらいの高さの物を建てられるか。
床面積どのくらいの物を造れるかというのにルールがあるんですが、その容積率の移転っていうのができるようになったんですね。
「規制」カテゴリーの関連記事