人類が生み出した道具「お金」に私達は振り回されてばかり
お金は人類が生み出した道具。
それなのに私たちはお金に振り回されてばかり。
「波瀾万丈!おかね道」からお送りします。
行動経済学の最新実験を体験しながら、今夜はお金とうまくつきあう方法を探りま~す!「直感で決めやすい人ですね」と出ましたね。
この噴水もその実験の1つ。
皆さんは噴水にコインを投げ入れたことがありますか?
他の人がお金を入れているとついね。
…。
あっ入れました。
入れました。
入れました。
お金入れましたね。
入れました。
いつもこうおさい銭とかお金入れる所があったら、入れる方ですか?
そうですね一応入れるタイプですね。
なるほどそういうのを「同調伝達」と言うんですよ。
同調伝達。
みんなが入れてるから入れたんでしょ。
はい。
誰も入れてなかったら入れないんじゃないですか?
確かに美しい景色にお金を置いていったことは無いですね。
そういうのがバブルの発生原因になったりするんですよ。
同調伝達が。
はい。
でもこれがバブルを引き起こすってどういうことですか?
なんか自分はよく分からない会社の株があったとしますよね。
でも誰かがその株を次々とみんな買ってて、値段が上がってるとしたらなんかいいんじゃないかと。
それにならおうというのはよくありますよね。
よく分からないときはとりあえず周りの噂とか情報を聞いて、「じゃあそれなんだ」というふうに判断するときは結構ありますよね。
日本で80年代に発生したバブルは、不動産や株などの資産価格が上がるという情報が広まり、転売によって利ざやを得ようとする人が、こぞって不動産や株式などを買いました。
そのためそれらの価格が本来の価値を大きく上回る値段に、はね上がったことで発生したもの。
実体経済からかけ離れたまさにアブクのような好景気だったのです。
そういう同調伝達行動というのが、大きな経済変動を生んでしまったり。
流行に近いんですか?
よく分からないことっていうのはどうしても流行が発生しますよね。
みんなが全ての国の経済情報を確実に知ってて、あるいは会社の状況も完全に知ってたら、そういうことは起こらないですよ。
だけどほとんどの人はよく分からないわけですから、そうすると誰かが知ってるに違いないと思ってバブルが発生して、大きな経済変動が発生してしまうなるほど。
かもしれない。
中にはそんな時代の波にうまく乗り莫大な富を築く人がいます。
世界経済に影響力があるほどの大金持ちは、世界の人口のおよそ1%なのだとか。
一体なぜ1%に富の集中が起きるのか、その理由を探る実験です。
ルールは簡単。
サイコロを振って2回同じ目が出れば3回目に進めます。
また同じ目が出れば4回目を振ることができます。
え~1回目。
1回目はこれは「5」ですね。
「お金でわかる性格」カテゴリーの関連記事