コーヒーメーカーの燃料なんかは可変費用
それから正社員も簡単にはクビに出来ませんよね。
これもかかってくると。
CMも売上と関係なく、ところが今度はですね生産するコーヒーの量に応じてかかってくる、費用として当たり前ですけども豆がありますよと。
それからコーヒーメーカーの燃料なんかは可変費用になります。
それからアルバイトは結構労働時間をかなり変化させる事が出来るので、これも可変費用だと。
なるほど。
この固定費用か可変費用のどちらかを削らないと、そうなんですね。
安くはならない。
今度はこの1個あたり、コーヒーの場合1杯あたりですけども1杯あたりの費用は、どうなるかというと先ほどのものを生産量で割るんですね。
そうするとここに出てるように、固定費用を生産量あるいは販売量で割ったものと、それからもうひとつは1個あたりの可変費用に。
2つに分かれちゃいます。
う~ん。
こちらはよく見てほしいんですが生産量が大きくなればなるほど、こっちは下がりますよね。
作れば作るほど安くなります。
なるほど。
つまりコーヒー1杯を作るための豆の費用は、生産量によって変わりません。
しかしコーヒーメーカーなどの設備費は、生産量が増えるほど1杯あたりの負担が減ります。
このことを固定費用の1つCMの費用を例にとって、考えてみましょう。
例えばコマーシャルをですね100万円投資したとします。
じゃあこの100万円が1個あたりの費用の時にどうなるかというと、1杯しか売れなかったらここ100万円ですよね。
そうですね。
ところがこれ100万杯売れたら100万円で1円になっちゃいます。
そうすると作れば作るほど安くなりますよね。
これが実は「規模の経済」というやつで、これがかかるやつというのは固定費用がすごくかかる商品は、規模の経済が非常に大きくなるので、作れば作るほど安くなりますよと。
「規模の経済」とは大量生産すればするほど、1個あたりの費用が安くなり生産性が向上するということ。
しかし商品の種類が増えるとそれが出来なくなってしまいます。
身近な例でいうと例えば家賃とかは固定費用ですか?
そうですね。
家に居ようが居まいが払ってますよね。
はい。
僕は何費用なんですかね?
僕はだからこれかこれってことですか?
多分吉本興業にとってはこれ。
ああ。
劇場に出てるときは僕は固定費用と。
劇場も固定費用ですよね?
劇場も固定費用です。
ゲストが可変費用に?
そうですね。
僕は可変費用ですね。
先生は可変費用先生が出演されるとしたら可変費用になる。
劇場やったとしたら僕らが出てる芸人のギャラも、お客さんが入れば入るほどここが安くなっていくと。
そうです。
いくらお客さんが入ってるとはいえ、すごい先生のようなゲストを10人20人呼ぶとこれは大変だぞと。
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