コンビニのポイントカードの利点
あれも正確かどうか分かんないですよね。
POSのちょっとデータとして駄目なのは、何回もパイナップル買ってるわけですよね。
そういう人が買っているのか、私がピ~ッとこの店に行ってたまたま入ったら、1回目のパイナップル需要者なのかも分からないわけです。
はいはい。
それで最近ポイント制というのがコンビニなんかでも出来てきて…。
僕は昔からあまりポイントカードを使わないんですよ。
時間をいかに短縮できるかというところが、コンビニの…僕にとっての一番の魅力なんですよ。
早さなんです。
「ポイントカードをお持ちですか?」
「ああすいません。持ってないです」
あの2秒も結構惜しいんです。
僕にとっては。
ポイント制ってどういうメリットがあると思います?
あれは一番は客側からすると割引になってるという。
実は3つポイント制のメリットがあると言われています。
1つ目は顧客の囲い込みなんですが、家電なんかでもポイント制のと現金値引きというのありますよね。
これ違いは何かというと現金値引きってやられると、値引いた分他の店で買う可能性あるんですよね。
そのポイントはその店でしか使えないんで、そうするとこれ完全に顧客の囲い込みですよね。
なるほど。
もうひとつは実質的な価格差別が行われている。
ポイント制を知っている人と知っていない人で、価格を変えてしまうこともできるんですよね。
へぇ~!無頓着な人はポイントを付けないわけですよね。
昔で言うとクーポン券みたいなことですよね。
それに近い形です。
ええ。
それから3番目が消費の行動のデータ収集。
パイナップル事件でリピーターかそれから最初トライした人か分からない。
これだと分かるんですよね。
ああなるほど。
ポイントカードは人は特定されないんですが、同じ人が買ったということだけは分かるので、そうするとここでパイナップルを買っているのは毎回同じ人だと、いうことが分かって最適なのは、毎日ここに3つずつ置くのが最適ですよね。
はい。
当たり前ですけども廃棄ロスはゼロだし、機会ロスもなくなってしまう。
なるほど。
もうひとつポイントカードがいいのは例えばここで、30代ぐらいの人で毎日買ってるぞと。
ここでもたまたま30代の人が買ってると。
全国でやると30代の人は何か10人に1人ぐらいは、1か月に1個ぐらいはパイナップルを買うぞというデータが、集まるかもしれない。
それを知ることによって、お客さんによりよい…。
そうですね。
商品を並べられると。
そうですね。
同世代の同居人が3人同時にものすごくハマったという事は、試食したら実際ハマる可能性ありますしね。
おいしかった?
おいしかったです。
こんなにおいしかったかなっていう。
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