コンビニで進化している需要予測のシステム
今だから分かるおいしさみたいな。
「もっと酸っぱいイメージあったけどこんなに甘かったっけ」という、感動があったんですよね。
どんどんポイント制で、「こういうのは私は買いますよ」と意思表示してほしいんです。
確かにそのお話を伺って「僕はこれが好きで買ってる」っていう、意思表示なんやとしたら出したい。
二度とパイナップル事件を起こさないように。
ハハッ。
そうですね。
いやパイナップルを置いてくださいという、意思表示として僕は。
そうですね。
何店舗かに1軒はパイナップルを置いてほしいと。
そうですよね。
では先生いただきましょうか。
いただきましょうか。
いただきます。
いただきます。
本当にこのお店もお忙しいようですけどね。
こういう所に来てどう思います?
なんかこういうお店でも需要の予測とかできたら、すごい便利ですよね。
そうですね。
非常に興味津々でしてね。
気になりますよね。
気になりますね!失礼いたします。
失礼いたします。
本日はご来店いただきましてまことにありがとうございます。
需要予測の件で私どもの方させていただいていることを、コンビニで進化している需要予測のシステムは、他の分野にも広がり更なる発展を遂げています。
こちらの和食チェーンでは料理の注文や会計で集めた、POSデータをもとに天候などの情報を加えてその日の来客数を予測。
精度はおよそ90%!時間帯別に来店の目的予約かどうかなど需要を細かく調べ、食材の仕込み人員の配置などに反映させています。
実際にはどういうふうにやってるんですか?
人の配置を決めていかないといけなくなります。
実際の調理場の各ポジションの所でどういう動きをしていくのが、適切なのか分かるようなシステムを動かしております。
なるほど。
こちらが大阪にある調理場のレイアウトを示しておりまして、この矢印がグルグル回っている。
これが従業員の動きを示してます。
左のこのちょこちょこ出てくるデータですが、これが実際のある一日のPOSデータにもとづいて、どの時間に何を出品したかを左に示してます。
それに合わせて従業員が各ポジションで調理をする。
へぇ~。
こんなの分かるんですね。
これをすることによって、例えば年末のものすごい忙しい日のデータを使ってみたら、この調理場でどこまでこなせるのかとか、どの人数まで減らしてこなすことができるのかとか、新しい店を造るときとか店を改装するときに、調理場のレイアウトも最適化するために。
これを見て店員さんの動きを見て店員さんが動きやすい、設計にしてしまうと。
そうですね。
まさしく自動車工場なんかのシステムによく似ていて、こちらもそうですけど同じ物を作ってるわけではないですよね。
それをいかに合理的にするか効率的にするかというシステムで、サービス産業まで入ってきたのかという驚きですよね。
ある店舗では従業員を待機させる時間が減り、総労働時間が15%短縮。
5分かかっていたような料理が2分で提供できるなどして、客数も120%伸びたそうです。
コンビニでいろいろ経済が見えてくるんですね。
そうですね。
IT技術の発達とかよく分かったと思いますけど。
今後もどんどんそれは競争にもなってますから、どんどん便利になっていくっていうことですよね。
商品というのは非常に難しくて食べ物なんかの機会費用とか、それから機会ロスが非常に多いので、それを例えば機会ロスをなくするとどうなるかというと、さまざまなものを食べ物をですねみなさん受容するはずですよね。
実質的に安くなるわけですから。
そうすると食料を作っている国も豊かになるし、我々日本とか先進国のようにIT技術を発達させるところも、IT技術も高まってくるしそれから消費者も多様性が出てきますよね。
多様性って重要だと思いませんか?
重要ですね。
コンビニに行けばこれもあるあれもあるというのが、すごくコンビニに行く意味がどんどん増えていくじゃないですか。
ここまで充実してるわけですから今後僕が望むのは、1レジ2レジってあるじゃないですか。
2レジはもう外国人の方で英語で接客してくれる。
そしたら英語も覚えられるし、急いでるときはまあ日本語の方でいくとか。
それ多様性の1つですよね。
はい。
今後もいろいろなことから経済を見ていきたいなと。
まあ私も可変費用ですけどもまた出させていただいて、とお話ししたいと思いますので、「コンビニも人類も24時間営業」
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