夢と不安が絡み合う格差の問題
ぎゅっと1本に濃縮してお送りします。
僕がテレビに出してもらう前に、つい最近まで住んでた…、家賃3万2,000円風呂無しでトイレ共同のアパートに、住んでたんですが…。
今は風呂ありますけど、その時は全然風呂なくても大丈夫やと思ってましたね。
今家に風呂あると朝でも夜でもいつでも入れるんで、やっぱり家に風呂あった方が便利という事に気付きましたけど。
僕の家はあんまり裕福ではなかったですね。
友達がもう何か「の家」といったら、ちょっと笑うみたいなノリはありましたね。
ちょうどドアの目線の辺りが何かへっこんでて、のぞき穴じゃないけど何か穴開いてるみたいな。
鍵閉めてる状態でも、家族やったらこうグッグッとやったら開けれる、変なコツみたいなのがあったり、トイレの電気がずっとつかへんかったり。
日本では1990年代から「下流社会」、「勝ち組・負け組」「ワーキングプア」など、格差を表す言葉が流行し始めました。
かつては「一億総中流」と言われた日本も、今では年間200万円以下の給与所得者がおよそ24%を占め、生活保護受給者は過去最多の216万人に。
ひと事ではなくなった格差問題。
街の人々は将来への不安についてどう感じているのでしょう?
突然なんですけど…、あります。
あります。
将来これといって夢がないというか…。
ちゃんと職に就ける保証がないので、それが不安です。
貯金ができてないんで貯金をしなきゃいけないっていう。
上流中流下流という言葉がありますけど、ご自分ではどれだと思いますか?
中流だと思います。
いかがですか?
中流ぐらいだと思います。
なるほど。
いかがですか?
中流。
中流だと。
ご自分でどれだと思いますか?
中の下ぐらいだと思います。
中流の…。
下。
下の上ぐらい。
いかがですか?
え~げりゅうです。
げりゅう?
新しい言葉が出てきました。
下流。
下流ですね。
下流ですか?
いかがですか?
下流ですね。
下流じゃないですか?
下流ですか。
夢は何なんですか?
金持ちになる事です。
夢と不安が絡み合う格差の問題。
解説してくれたのは…、格差って一体何なんやろうと。
みんなが不安に思ってる事の正体って、一体何なのかなと思いまして。
そうですね格差というものがあるから、我々が頑張るという部分もあるんですけれども、あまりにもその格差が広がってしまうと、社会としての一体感がなくなってしまって、その社会が不安定化するといったような事がありますし、貧しい人というのが増えると家庭生活というものを、長期的な視野をもって計画する事ができなくなってしまうので、子供をつくれなくなってしまうとか、結婚できなくなってしまうとか、そういった問題も起きてきますよね。
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