統計の数字を見るとき
そうなんですよね。
おっしゃるとおり。
たった一度の実験から推計される全体像には限界があります。
本当の値が誤差の範囲に収まらない可能性も、残っているのです。
だからこの中に答えが入ってるといっても、それさえも95%って事ですよね。
そのとおりですね。
じゃあ100回中5回は正しい範囲内を出せてない、ということですよね。
おしゃるとおりですね。
かなりもう全てを信用はできないという事ですかね。
そうなんです。
ですからやっぱり全体の姿を正確に知ろうと思うと、全部調べるしかないんですね。
やっぱり。
なるほど。
なんですけど全部調べると費用もかかってしまうと。
はい。
なのでやっぱり妥協なんですよね。
不正確になってしまう部分があるけれども、調査対象が少なくて済むから費用は節約できると。
なるほど。
だから少しここは経済学っぽいところありますよね。
う~ん。
「トレードオフ」っていうやつで、正確さを得ようと思うとその分お金もかかってしまうと。
お金を節約しようと思うと正確さが犠牲になってしまう。
う~ん。
なんかたまに雑誌とかで好きな…アイドルとか、好きなスポーツ選手とかやってたりするじゃないですか。
ああいうのでランキング付けてて、1位が12票とかのとき結構ありますよね。
ありますね。
もうああいうのって全然信用できないって事ですかね。
1位が12票2位が10票とかぐらいのレベルだと。
ええ。
あのうですから統計の数字を見るときって、おっしゃったように…、…っていうのもやっぱり知らなきゃいけないですよね。
どれぐらい信頼していいのかっていうのを知るために。
あんまりその対象、例えばアンケートに答えた人たちの人数が少ない場合っていうのは、そこまで信用しないほうがいいんですね。
そうですね。
例えば12人と10人っていう。
1位が12人で2位が10人だったとしますよね。
はい。
このとき本当の順位は入れ替わってる可能性も、あるってことですよね。
全然あるでしょうね。
なるほど。
なんかでも結構そういう…もうランキングでそう出てたら、その人が1位なんやと思ってみんな結構それに、引っ張られるときありますよね。
そうなんですよね。
それがやっぱりちょっと怖いところで、やっぱり統計の数字っていうのは誤差が付いてるんだというのを、注意しながら数字を見ることが必要ですよね。
はい。
データを見るとき他にも注意が必要です。
いつも見てます。
はい見ます。
毎週見てます。
めっちゃ好きです。
はい大好きです。
実はこの調査を行ったのはライブ会場!答えてくれた人はほとんどがファンでした。
調査する対象が偏っていると、本当に知りたいことを調べることができないのです。
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