環境汚染を減らすために成立したアメリカの「マスキー法」
これは実は課税っていうのは非常にいいのは、燃費がいいクルマを作って50万台にしようとするんです。
あっなるほど。
外部費用を落とす努力をすると。
一生懸命するんです。
高いと売れないから。
当然。
安くするためには外部費用をまず削ろうと。
外部費用を削るというのは例えばCO2を削減するとか、要するに燃費をよくするということ。
それから排ガスをなくするとか騒音をなくするという、インセンティブを与えるってのが大事なんです。
う~んなるほど。
努力を促す課税なんですね。
努力を促してるんですね。
環境汚染を減らすために成立したアメリカの通称「マスキー法」
排気ガスの量をこれまでの10分の1以下にする、史上最も厳しい規制でした。
その基準値をいち早くクリアして注目を集めたのが、日本の自動車メーカーでした。
その後も燃料電池車や電気自動車の開発が進み、環境対策は日々進歩しています。
「右からのクルマに注意!」
また衝突を未然に防ぐ自動ブレーキシステムなど、交通事故防止の技術も開発されています。
環境対策もそうですけど最近交通事故防止の技術も、すごい上がってるじゃないですか。
自動でブレーキがかかったりとか、そういうのがあるからさっきの交通事故の費用も、だいぶ下がってるんじゃないですか。
これなかなか難しい問題で交通事故を起こさないシステムだけど、もしかしたら小さい事故をコチョコチョ起こす可能性が出てくる。
どういうことですか?
例えばあの、一輪車乗るときってすごい緊張して走ってますよね。
そうするとあまり事故が起こらないと思いますが、二輪車になるとちょっと大丈夫だから結構起こしてって、という事になっちゃうんで。
ああちょっと余裕ができちゃって、緊張感がなくなる。
結局人間ってリスクを考えながら行動してるんで、それで果たしてさっき言った交通事故の外部費用が、落ちるかどうかというのはちょっとわからないです。
それは難しいですね。
でも安全性はどんどん、高めていってもらいたいなと思いますしね。
なかなか難しいと思います。
だから交通事故を減らすのは、なかなか難しいですね。
クルマの外部費用その3つ目は一体?
3番目の外部費用なんですけどもクルマの外部費用で一番大きいのが、「外部費用はクルマの混雑だ」と。
「道路の混雑だ」と言われています。
確かに混むことありますもんね。
これが大体クルマの外部費用の半分以上を占めると言われてるんで。
そんなにですか!?
実はこれが一番やっかいなんですよ。
へぇ~!混んだ時の外部費用。
この辺がまた難しいところで。
ところがこれも経済学を使えば、どうして混雑が悪いのか?
それから混雑の発生原因、それからそれの解消全て。
あっ。
そこまでわかっちゃうんですか。
わかります。
でもここまでクルマの外部費用を並べてしまうと、クルマがすごい悪いもののように思えてきますよね。
いやそんなに悪いわけではなくて、要するにこれを全部払っていただければ、払ってそれでもまだ便益があるんだったら乗りなさいと。
これを全部払ってでも乗りたい理由があるなら乗ればいいし、払えないんだったら…。
乗るな。
社会のためになってないと。
なってないと。
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