ピーク・ロード・プライシングとは混雑時の料金制度
そうするとこの人も5km遅れてこの人も5km遅れて、この人も5km遅れてますよね。
はい。
とするとこの人の入ってきたことによる費用は、実はこの人たちもかぶってるんですね。
なるほど。
だからこの5km分の減速部分をこの人たちにあげないといけない。
ところが青が悪いのかっていうと逆に戻しますね。
もしこの人がいなかったらどうなります?
3台とも40kmですね。
ということはこの人がいることによっても全員に…。
マイナス5km。
そうです。
どうすればいいかっていうとこれを全員に課金するんです。
これが「混雑料金」といいます。
なるほど。
実際これ嫌でしょ混雑してる時になんで金払わきゃいけないのか。
ところがちゃんと海外ではやった事例があるんです。
やってるんですか?
はい。
こういうのは「ピーク・ロード・プライシング」と言うんですが。
はい。
ピーク・ロード・プライシングとは混雑時の料金制度のこと。
クルマの渋滞が名物と言われているロンドンでは、2003年から市の中心部に入るクルマに、1日当たり10~12ポンドの通行料を取っています。
料金徴収エリアには650台のカメラを設置。
クルマのナンバーをコンピューターで認識させ料金を徴収します。
一方シンガポールでは70年代から渋滞対策を始め、更にきめ細かいピーク・ロード・プライシングが行われています。
ETCに似たシステムを導入し、幹線道路や高速道路に72か所のゲートを設置。
そこを通過するたびに料金が徴収されます。
驚くのはその料金体系。
1日24時間をおよそ20分ごとに刻んで通行料金を設定。
更にその道路の通行車数データに応じて、定期的に料金は改定される仕組みになっています。
例えば10時台にボ~ンとお金を課金すると、どうします?
ちょっとその時間は避けようかなとなりますね。
で11時台にして安い時に移るでしょ?
こうやって平準化するんですよね。
それをやればちょっとは渋滞がなくなるかもしれない。
ちょっとはじゃなくて最適になるはずです。
それは他の交通機関とかでも使えそうですよね。
例えば鉄道なんかももう使えるはずですよね。
僕は常日頃「大学3時1限目説」というのを唱えてまして。
昼の3時から。
いや朝です。
朝の3時ですか。
ガラガラですよね鉄道。
はい。
走ってないですよね。
それを考えると5時ぐらいでもいいんですが。
ずらすんですね。
シェアする。
鉄道を学生と社会人がきちっとシェアして。
そうなると大学生と社会人の恋愛もしにくくなりますから、なんか…僕としては自分と同い年の同世代の女の子が、年上とつきあわへんのはうれしいことだから、ええんちゃうかなと思ってます。
アハハハッ。
さてもうひとつクルマを語るのに欠かせないものがあります。
それは道路。
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