走った距離に応じて道路の使用料が課金
例えばすいている道路。
一般道路で無料のものはあります。
はい。
これは基本的には公共財ですよね。
…として提供されています。
ところがすいてるのにお金を取ってるパターンもありますね。
すいてる有料道路ってありますよね。
ありますね。
更に…。
混雑している道路でも有料のものと無料のものがあります。
かなりややこしいんですね。
かなりややこしいです。
ややこしいんですが基本的には維持費はどういう事かというと、クルマが通るとアスファルトが剥がれていきますよね。
はい。
この費用はやっぱり、アスファルトを削った人が払うべきじゃないですか?
そうすると例えばこれ今4つあってややこしそうなんですが、今技術的には完全に…、どっちも。
だって今クルマってほとんどナビ付いてますよね。
あれを活用してしまえばどこで誰が使ってるかがわかります。
道路を維持管理するためにヨーロッパでは税金に加え、道路を使った人が使った分だけ料金を払うシステムが、施行されています。
ドイツでは12トン以上の大型トラックに専用のGPSの搭載が義務づけられ、走った距離に応じて道路の使用料が課金されます。
支払いは銀行からの自動引き落としかクレジットカード払い。
今ドイツではこの道路の使用料を大型トラックだけではなく、全てのクルマに適用する議論が始まっています。
先生でも全ての道路が有料になると、なかなかみんなクルマに乗りたがらなくなると思うんです。
もう全ての仕事場とか教育の場とか、そういうのが1つの場所に集まってきてですね、こういう超高層タウンで、神社も学校も郵便局も全部がここにあると。
道路を一切使わずにこういうのがところどころに点在してて、お金持ちだけが行き来して。
フフフッ。
すばらしい発想なんですがこれ絶対ならないんですね。
ならないんですか?
どうしてかというと、ここからここまで行くのに何時間かかります?
結構かかりますね。
かかりますよね。
例えばビルの地上から屋上まで1時間かかるとすると、たとえ道路が有料でももっと短い時間で行ける所に、神社や学校はできますよねぇ!やっぱりそれはいつものモ・ウ・ソ・ウ。
うん!無料だったものを有料化してよりよい維持管理を、実現したものがあります。
2006年にできたこちらの公衆トイレ。
1回100円と有料になりました。
おはようございます。
いらっしゃいませ。
おはようございます。
トイレでいいんですよね。
どうぞ。
こちらで現金なるほど。
もしくはSUICAPASMO、いろいろカードを使えますので。
ここに?
じゃあ100円入れます。
ありがとうございます。
どうぞごゆっくり。
すごいなんかきれいですね。
トイレじゃないみたいな。
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