経済学で考えるクルマの費用
女性誌読んでたら。
これ30代ですからね。
20代はこんなもんですからね。
ああ。
でも高いですよね。
ああ。
でも今こんなもんでしょ。
ここからちょっと上がってるのはなぜですか?
これは「家計調査年報」という統計自体が変わったんで、ここよりこちら側は単身世帯なんですね。
こちらからこちらは、家族を持ってる人たちも入っちゃいますので。
だから逆にちょっと上がっちゃったという事だけです。
もしこれが単身だけの調査だとこれもまだこうですか?
もっと下がってるはず。
へぇ~!出してほしいですよね。
そういう統計も。
出してほしいですね。
ごまかそうとしてるんとちゃうかなと。
よくなってると思っちゃいますね。
思っちゃいますよね。
へぇ~!これが今度はこれ貯蓄率なんですね。
はい。
貯蓄率を見るとこれ例えばこっち29歳まで。
20代ですね。
てんてんてん…。
あっ上がっていってる。
これどういうことかというと実は年収は減ってるんだけど、将来不安だから貯蓄をどんどんしているわけです。
なるほど。
将来に不安なかったらこんなに貯蓄する必要ないんで、貯蓄を抑えて消費するとかできるはずですよね。
これで家を持つとかクルマを持つとかできないですよね。
できないですよね。
僕たちは上の人の世代の方々がクルマに乗って、女性にモテてっていう幻想みたいなのは知ってますが、それができないから逆にあえてクルマも持たず、それがカッコいいんだって思うしかしかたなかった人が、すごい多いと思います。
それも若者のクルマ離れに、つながってるんじゃないかなと僕は多少思うんです。
経済学で考えるクルマの費用。
実は利用者が払うものだけではないんです。
先ほど1年間のクルマの費用という話をしたんですが、社会全体から考えるとそれだけでは済まないんですね。
クルマが利用者以外の人たちにかける費用を考えていかなきゃ。
これのことを「外部費用」と言います。
クルマの外部費用は主に3つあります。
大気汚染や騒音などの環境汚染。
交通事故を起こしたとき被害者に与える健康被害も、クルマの外部費用と考えます。
クルマの外部費用っていうのは簡単に言うと、クルマを使うことによって誰かにかかる迷惑料みたいなもの。
迷惑料みたいなものですね。
そういうのをお金に換算すると。
お金に換算してしまうんです。
例えば環境汚染を戻す費用は、どのぐらいになるかとか交通事故も当然ですけども、どのくらいの事故の確率何km走ったらどのくらい事故って、それによってどのくらいの健康被害が起きるかを計算する。
例えばケガをすると1週間の収入分が、なくなっちゃうわけです。
これを全部カウントします。
それが交通事故の…。
外部費用と。
はぁ~!運転者はそういうのを払ってないですよね。
そうですね。
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