特許を取得するときにかかる手間や時間お金などはすべて「取引費用」
またすでに知られているもの誰でも考えつきそうなものも、新規性進歩性がないとして認められません。
…も必要とされています。
特許を取るためには過去に似た発明があってはなりません。
それを調べるには特許電子図書館のデータベースを利用します。
キーワードは「台風」
試しに「台風」というキーワードで検索してみると…。
「台風防止装置」
なんと台風を防止しちゃうらしい。
これ海面を巨大なシートで覆って水の蒸発を抑え、台風発生を防ぐというもの。
なんとも壮大な発明ですが実際に特許が認められているんですね!実際にやることができないものは特許ができないんですよ。
例えば物理法則に反してるものを申請してもはねられちゃう。
実際にやれるかは別として可能なものは認められる可能性がある。
実は、子供の頃からずっと温めていた発明のアイデアがありました。
こちらなんですけどトイレの使用経過が分かる装置。
文字が出るような仕組みになっていて、入ってすぐの時は「準備中」
で「まだまだです」「まだです」
「まだです」が残り5分ぐらいの目安で「間もなくです」「出ます」
「出ます」は残り1分。
はい。
中の人は自分でボタンが押せる。
入って30分間出なかったらここにランプがついてまして、もしかしたら何かあるんじゃないかと言って係の人が…。
体調が悪い人とかいるかもしれないと。
中におる人からしてもいい発明で例えば入ってすぐに便器とかを、自分で掃除をしてる。
使う前に掃除をしてる段階で、ノックされて焦る事とかないですか?
ああ!気弱い方なんで何もせずに外に出てしまったこともありますし。
へぇ~!何でないんですかね?
そうでしょ。
先生がそう思うってことはこれは必要なんですやっぱり。
アハハハッ。
今まで誰も考えてないんですかね。
「トイレブースの表示装置」なんてありますよ。
過去に似たような出願がないか調べてみると、デパートなどでトイレの空き室状況が分かる装置がありました。
他にも…。
「情報表示システム」と。
僕のこのランプのシステムと。
これは長い間中にいると表示が出る。
これは目的は介護施設とか老人ホームとかでやること。
発明の中でこちらの発明は、もう他の人がすでにやってるのでこれは特許が取れないという事。
ってことは?
やるんだったらこの上側だけ。
なるほど。
そういうことか。
特許を取得するときにかかる手間や時間お金などは、すべて「取引費用」です。
取引費用が大きいとあまり発明がされなくなるかもしれません。
生涯で1,000件も特許を取ったエジソンが、こんなことを言ってるんですね。
…みたいなことを言ってまして。
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