ゲーム理論でモノの見方を身に付けると人間関係も変わってくる
対抗しうるライバルのチームがあったりとか、ギリギリで勝敗が決まる方が面白いということを考えると、チームのレベルも同じぐらいのチームがあった方が…。
そうですね。
リーグ全体のことを考えればそこを競うように、いろいろな制度を取り入れていると。
1つでそれだけ変わるということですもんね。
だからサッカーでいうバックパス禁止は銀行でいうと預金を保証するのと、同じくらいというとあれですけど違うかもしれないですけど、それぐらいゲームに与える影響はでかかったということで。
そういうことだと思います。
それを読み解いたり、それから具体的にどういう制度がいいのか考えたりするのが、ゲーム理論の面白さということが言えるかなと思います。
面白いですね。
何かゲーム理論っていうと、勝つためのとかそういうイメージを持ってたのかもしれないですが、それだけじゃないんですね。
そうですね。
相手のこととかをちゃんと理解したうえで、読み合ったうえで協力する方にも使えるし、何でしょうね普通の仕事職場なんかで、お互いがお互いのことを嫌い合ってると思ってた場合に、「私はあの人の事を意外と好きだ」という事を周りに言って、その噂が広がったら向こうもそれで緊張が解けて、すごく改善されることも。
そこの読み合いもいいように作用する場合もあると。
それは人間関係のことをよくわかっている人は、自然にそれが身についててできるかもしれないと思うんです。
だけど「そこまでう~ん?」という人はゲーム理論なんかで、ちょっとモノの見方「相手もちゃんと考える人なんだよ」、という習慣を身に付けるだけで随分職場での人間関係、学校での人間関係も変わってくるかもしれないですよね。
自分が相手のことを考えてるときは、相手も考えてるということを想像していくことですよね。
それがすごく何かハッとしました。
よかったです。
ただ私自身は相手の気持ち、読めてないと思いますけれど。
そんなことないと思いますけどね。
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