「動脈産業」に対して「静脈産業」
人間の体に例えると「動脈産業」と言うことがあるんですよ。
でこれに対して捨てたモノをお金をかけて、処理する流れがあるわけですね。
これを経済学では、「動脈産業」に対して「静脈産業」っていうんですよね。
でも日本の「静脈産業」で大きな問題になってる事があるんですね。
なんでしょう?
それは最終処分場の問題なんです。
日本では土地の面積はい。
限られてますよね。
最終処分場の確保が十分に行き届いてないという、問題があるんですよ。
はい。
今のままゴミを出し続けると日本の最終処分場は、全国平均で13.6年首都圏では4年でいっぱいになると、試算されています。
最終処分場に廃棄物を捨てるのにもお金かかりますし、その処理業者が少ない土地を争って、競争して探すということになれば、捨てるためのコストもどんどん上がっていきますよね。
だから結構捨てるのも大変になってくる。
なるほど。
今ねその環境問題の面から、いろんな方法でBadsを減らす方法が考えられてますよね。
で面白いのはBadsというのはずっとBadsのままじゃなくて、技術が変わるとGoodsに変わる事があるんですよ。
へぇ~。
例えば入れ歯というのがあるんですよ。
入れ歯?
はい。
なんと入れ歯はBadsからGoodsに生まれ変わっているんです。
これまで入れ歯は持ち主が亡くなると使い道がなくって、遺族も処分に困ってたんですよね。
でも入れ歯には金銀プラチナパラジウムが含まれてますから、入れ歯が数十万~数百万の資産になる事もあるんですよ。
なるほど。
入れ歯に使われている金やプラチナといった貴金属。
これらの精製技術が進歩した事で入れ歯はBadsからGoodsに!キラン!全国およそ300の地方自治体や歯医者などに、こんな箱が置かれています。
入れ歯専用の回収ボックス。
うわっ!かなり入ってますね。
回収を行うNPO法人が入れ歯から得た収益は、10年間でおよそ4,000万円。
福祉団体や世界の子供たちの支援に役立てられています。
他にもあるんですよ。
例えばねこれおすしなんですけど…。
ここで…、この中に昔はBadsだったけども今はGoodsに、大きく変わったネタというのがあるんですよね。
何だと思います?
え~っ!?
昔はBadsだったのにGoodsに変わったネタ、何だか分かりますか?
えっ!?
何でしょう?
分かんないですね。
これ。
とろなんですよ。
マグロの中でも。
とろは今では高値で取り引きされてますよね。
高いですよね。
これ1960年代以降の話なんですよ。
味がだから合ってなかったんですかね。
当時の人と。
冷蔵庫っていつぐらいから普及しました?
あっなるほど。
すぐ腐ってたんです。
はいはい。
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