日本のリサイクル技術は世界最高水準
まずは小売店にリサイクル料金とは別に「収集・運搬料金」を払って、冷蔵庫を引き取ってもらいます。
冷蔵庫は小売店によってメーカー指定の取引所に運ばれ、さらに振り分けられて最終的にリサイクルプラントに運ばれます。
支払った「家電リサイクル料金」
その大部分が使われているのがリサイクルプラントなんです。
一体どんなふうに使われているの!?
ということでによる潜入調査開始!例えば大型の冷蔵庫だと5,000円近くかかるんですけど、そのリサイクル料金がどういうふうに、どこでどういうふうに使われてるのかを知りたくて。
それでは冷蔵庫の流れを中心にこれからご案内させて頂きます。
あの冷蔵庫を満載したトラックが来ておりますが、この時期ですと例えば…、1か月ぐらいで?
1日です。
えっ!?
1日に。
1日です。
へぇ~!そんなに来るんですね。
そんなにゴミになってるんですね。
素材ですか。
リサイクルするわけですからね。
この工場に運ばれてくる冷蔵庫だけで1日700~800台!いよいよ工場内に潜入…。
まずは冷蔵庫の前と後ろから、同時に大きな部品を外していきます。
全部手作業です!コンプレッサーに入っている温室効果ガスのフロン。
少しも残さず回収していきます。
解体作業を行っているのは130人。
エアコン洗濯機も作業します。
流れてきました!部品を外された冷蔵庫。
次なる行き先は…?
なに!?
冷蔵庫破砕機!中に入っていく冷蔵庫の運命はいかに?
うわっ!すごい!ホント数秒で粉々になりましたね。
大体拳の半分ぐらいの大きさになったモノが、周囲の隙間から下の方に流れて…。
変わり果てた姿になった冷蔵庫…。
バラバラになった破片から磁石で鉄だけを選別します。
さらに鉄以外の金属とプラスチックを分けます。
プラスチックは手前に落とし銅やアルミニウムは奥へと飛ばすスゴ技。
こうして要らなくなった冷蔵庫は30種類の素材ごとに回収されて、新しい資源としてよみがえるのです。
冷蔵庫でどれくらいのリサイクル率なんですかね?
大体…、えっ!?
残りほぼ15%は燃料。
主にはウレタンなどですが燃料として活用されてます。
へぇ~!これだけリサイクル見せて頂いたら5,000円近くそれは、するやろうなと思いましたよ。
はいおっしゃるとおりです。
すごく安心して家電に関しては…ホントに使えなくなった物であれば、あのうリサイクルに出せるなと思いましたね。
本当のゴミは1%ぐらいしかないというのはすごいなと思いました。
実は日本のリサイクル技術は世界最高水準。
海外からも視察が来るほどなのです。
通常モノというのは企業が生産して市場に流通して、それを私たちが購入して消費すると。
私たちが考える普通の流れですよね。
はい。
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