日本の財政は収入も借金も国内から
日本の財政はほとんど収入も借金も国内から。
いわば夫婦の家計のようなもの。
名前まで先生に決められるんですね。
つまり日本政府が夫で日本国民が妻って事です。
日本の年間予算およそ94兆円を1か月に換算すると、およそ7,800億円。
これを月78万円の家計に例えました。
だけど私の収入は40万円しかない。
全然足りてないですね。
そのハンドバッグの中にお金があるんでちょっと下さいよ。
そうです。
ありがとうございます。
夫はお金持ちの妻から毎月38万円の借金をしながら、家計をやりくりしています。
しかも長い間の借金が積もり積もって7,400万円なり。
夫婦間とはいえ大きな借金ですよね。
38万円また借りたわけですよ。
だから借金がまた増えたんですけど。
これ怖いですが日本の財政に戻してみましょう。
借金である国債残高740兆円。
他に地方の借金などもろもろひっくるめると、総額1,000兆円!1,000兆円ってゼロいくつですか~!?、これが日本政府が国民からしている借金です。
この借金が返ってこないと思ったその時が財政破綻らしいです。
ひょっとすると早ければ2014年に、財政破綻へのきっかけを迎えるかもしれない。
2014年?
すぐじゃないですか。
そうですね。
だけど分かんないですよ。
きっかけになる可能性がある何かがあるという事ですよね?
もちろん日本人の金融資産よりも国債の方が多くなったとしても、外国から借りればいいんですけど外国から借りた時には、今度は今のヨーロッパの債務危機の国のように、厳しい問題が起こってきますよね。
いっその事破綻してくれた方がいいんじゃないですか?
なるほど。
金融資産総額をも上回りそうな借金の山。
いっそチャラにしてもらえたら…なんて過激すぎますか?
あのね確かに若い人たちから見たら、国債を持ってるのはお年寄りで、資産を持ってるのはお年寄りなんで、破綻したら損をするのはお年寄りという形になって、若い人には将来の税金負担がなくなるという意味で、いい事のように思えますよね。
はい。
だけど経済の破綻が起こりますよね。
銀行の資産もなくなる。
円の価値も下がってしまってインフレがどんどん上がると。
金利は上がっていきますし。
そういう事で日本ぐらいの大きな経済が、大混乱に陥るというのはギリシャの比じゃないと思うんですね。
なるほど。
ギリシャでも相当、周りの他のヨーロッパの国にも影響ありましたけど。
だから日本経済大きいですから、日本経済が大混乱に陥るというのは、外国にも影響を与えるでしょうし、若い人たちの仕事もなくなるかもしれませんね。
将来の増税はなくなるというのはあるかもしれないけど、逆に仕事がなくなってしまうというのがあって、そんな簡単な事だとは思わないですね。
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