「解雇規制緩和」で解雇しやすいという状況をつくる事で、若い世代の雇用を増やす?
「解雇規制緩和」という事ですが、正社員であっても解雇しやすいという状況をつくる事で、若い世代の雇用を増やそうという事なんですけれども、これをイベントでまた話してきましたね。
終身雇用に代わる新たな制度について、新世代たちは…。
雇用形態がうまく機能してないという事なんですけど、問題は浮き彫りになってるんですけど、じゃあ解決策としてどういう事を考えられますか?
簡単にクビを切られる人たちが出てくるわけで、そしたら更に今の要は派遣の方々よりも、かなり格差的にはもっと下の方になってしまうわけで、そういう形の雇用形態というのが、今のこの日本の格差社会って言われる中で、解決策として妥当なんですかね。
労働市場の流動化は、いたずらに新たな格差を生む可能性もある。
その制度を構築した上の世代に関しては、終身雇用で新卒を採って最後まで雇い続ける。
子供を産んだ女性については退いてもらうという価値観が、まだ正直あるのが実態。
私としては本当はもっと、例えば子供を産んで力はあるけども、働けないような人とかいっぱいいると思うんですよね。
そういう人たちにもっとシフトしていくのがいいのかなと、私は思ってるんですけども。
なので私たちがそれを、変えていかなきゃいけないんだろうなと、今感じてるところであります。
企業の論理を超えて改革の意志は芽生え始めている。
私も多分変えていく事に対しては、すごく遅いなというふうには感じるんですけど、ただちょっと前に自分の上司と話していた事があって、「変化が早いっていうのは逆に怖いね」という事を言ってて。
「着実に変わっていく。
急な変化じゃなくて、ちょっとずつ変わっていくという、それの方が堅いんじゃないかね」という話をしていて、急ぐ事早い事がいい事なのかなっていう事は、私はそれはちょっと疑問を持ちます。
改革に伴うひずみ痛み。
これも一つのジレンマ。
私もないわけじゃないんですがみんな不安感が強いんだなって。
何かどこか白々しく見てしまった自分がいたんですよ正直。
もちろんそのオーディエンスの方たちと、真剣に議論をぶつけた中の一つの今の意見なんですけど。
ちょっとフォローさせて頂くとですね、あの人の前に僕が言ったんですよ。
「終身雇用をやるのはいいですよ。
企業としてはボランティアでやってるわけじゃないんで、優秀者しか採らないですよ。
途中で休職される可能性高いから女性採らないですよ。
小さいお子さんがいる女性採らないですよ。
それでいいんですか?
」と。
実際よくないから何やってるかっていうと、大企業は入り口で徹底的にはじくんですよね。
能力の劣る人病気を持ってる人休職を取りそうな女性をはじく。
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