高齢者の利益は若者の不利益
例えばアメリカとか行ったら高齢者…お金持ってる人が、例えば寄付たくさんしますと。
何でやりますかって言ったら、税制面で寄付の優遇があるからですよ。
他にも自分の出身校の大学にね寄付しますお金出します。
これは学校のプレートに名前を書いてもらうとか、その名誉がほしいとかいろいろあるわけですよ。
例えば高年齢者の方でね勲章が欲しい人とか、いろんなものを欲しい人がたくさんいるんですよ。
欲しいものをちゃんと制度としてインセンティブをビルトインしてやれば、お金を引っ張る手段ってあると思うんですよ。
これをはがすというような見せ方をすると対立ですよ。
うまく回すために自然とやりたいように…。
高齢者の利益は若者の不利益。
そんなトレードオフはもうたくさん。
全体の総和が全く増えないゼロサム社会を打破する突破口は?
よりよい制度はきっとあるんでしょう皆さん言うように。
でもよりよい制度って、本当に問題解決するのかなって思うんですよね。
問題が先延ばしになっているだけで、人口が逆ピラミッドで永遠続いた時に、どんだけすばらしい制度も成り立たないと思うんですよね。
老人から引っぺはがして今僕らはOK。
でもほんとに逆ピラミッドで延々いった時に、引っぺはがすものがなくなったら解決しないかもしれないし、相続税100%僕もいいと思うよ。
すごいやればいいと思う。
でもそれもなくなったら…。
ただね少子高齢化少子化対策をしましょうっていうためにも、財源が必要なわけですよ。
そうなると限りある財源の中で、どう分配するかっていう話にどうしてもならざるをえない。
もちろんそうだよ。
だからよりよい制度は手段であって、何か聞いてるとよりよい制度にする事が、目的になってるように聞こえてて。
猪子さんにとって大目的とは?
例えば1個は人口の逆ピラミッドが直ればいいですよね。
それも手段なんじゃないですかね。
例えばもっとマクロに見ると、人口が減っていくっていうのはいい事なんですよね。
先進国っていうのは基本的に全部減りますから。
中国とかインドはまだその時期にいってないわけで…。
成熟社会での少子化は避けがたい潮流だ。
その流れを一度冷静に受け止め、もっとフレームを大きくとり、地球レベルで事態を考察すると見える風景も変わる。
何が社会の目的か?
そのための手段は?
西條の逆説は続く…。
環境問題とかあらゆる問題の根本問題は人口問題です。
人口に対するエネルギーの問題なので、減る事自体はマクロに見ればいいはいいんですよね。
ただこの山があまりにも極端に急激に減ってしまって、ひずみがこっちに来てしまうというのが問題だと思うんで、ほんとにそのとおりだと思うんですね。
それが目的ではないですよね。
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