人生経済学で考える
人生経済学で考えてみます。
ゴールしました!先生。
あっ負けましたね。
僕はパティシエになって1,000万ドル手に入れました。
僕はスポーツ選手になってたんですけどね。
勝ちましたねついに僕が。
でもまあこれゲームですからね。
大事なのは現実ですよ。
何ですかそれ。
せっかくの楽しい雰囲気をなぜそんな事を言うんですか?
そう大切なのは現実です。
今までの人生、小さい頃から大好きだったお笑いの世界に飛び込み、ごはんも食べられなかった下積みを経て、今32歳。
将来の夢経済学で叶えます。
人生設計を実現させていくためには、どうしたらいいんですか?
これ難しいですよね。
難しそうですよね。
でも最近の経済学では、いろいろどうすれば実行できるかという事のヒントが、随分研究されてるんですよ。
この2つのビルに人生設計を実現させるヒントが!、まずちょっと遠目から見て下さい。
どっちのビルが高いですか?
ここから見ると青いビルの方が高いですね。
遠くからだと明らかに青いビルの方が高く見えますよね。
では近づいてみて下さい。
あっここから見ると赤の方が高いですね。
ほ~ら近づくとどんどんどんどん、赤いビルが大きく見えてきますよね。
実は遠い所から見ると我慢強いので、遠くにある物が大きく見える。
はい。
でも近づいてくると近くにある本当は小さな物なんだけれども、小さな物の方が大きく見えますよね。
時間とともに価値の大小が変わるという意味で、「時間非整合」と言うんです。
将来の目標はバッチリ立てられるけど、時間が迫ってくると、「やっぱりや~めた」って思う事ありませんか?
時間によって価値観が変わってしまうんですよね。
マリッジブルーというのもありますよね。
結婚直前になってくるとだんだん悩むという。
それも時間非整合で説明できるかもしれませんよね。
結婚が1年先とか2年先だというと、結構結婚できるって楽しいじゃないですか。
だけど近づいてくると実はその直前に、結婚式の準備しなきゃいけないとかいうのがあると、結構面倒くさいですよね。
確かにそうですね。
だからそうすると近づいてきた嫌な価値の方が、ずっと大きくなって、結婚したあとの楽しみというのが小さくなってしまう。
時間非整合というのは、あるという事を知っておくのが大事だと思うんですよ。
近くなった時に嫌やと思っても頑張れという事なのか、そもそも遠くの時に計画する時に、実現可能なものを計画しろという事なのか、どっちなんですかね?
両方あると思いますね。
実現可能性をちゃんと考えるのもあると思うんですけど、でも遠くのものを考える時に、本当はそっちの方が絶対実現したいと思ったら、近づいた時に誘惑に負けないような仕組みを、作っておくという事が大事ですよね。
「人生設計」カテゴリーの関連記事